歳を取って老人になって失ったものが結構あります。
物というよりも身に備わった芸と言えるような物です。

まず、歌が歌えなくなりました。声は出るのですが歌う声がまったく出なくなりました。
60を過ぎてから声帯がダメになってしまったのです。

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12歳の頃、若大将加山雄三に刺激され、彼の歌をどこ憚ることなく歌っていました。
若大将の自作自演(シンガーソングライター)に憧れ、13歳の時に初めて作曲をしました。
それ以来、50代くらいまで作曲はしましたが、最も作曲したのは学生時代でした。
それこそシンガーソングライター気取りでした!
それが今はまったく歌えなくなってしまいました。

13歳の時にピアノを弾き始めました。
20代までが一番ピアノに触れた時代です。
40代までは弾いていたと思いますが、それ以降は30年以上、ピアノに触れることがなくなってしまいました。

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20代までに良く弾いた曲です。ネットにあるもので私の弾く感覚に近いものにリンクを貼りました。

<乙女の祈り:バダルジェフスカ>
13歳の時に独学で弾けるようになりました。それ以来、私の18番になったピアノ曲です。この曲だけはピアノを前にすればいつでも弾けましたが、今はまったく弾けないでしょう。

<勝利の歌:ヘンデル ユダスマカベウスより>
15歳の中学3年生のときに合唱コンクールがあり、私がピアノ伴奏をし、優勝しました。
そのときしか弾いていませんが、印象に残っているのでお聴きください。

<トルコ行進曲:モーツアルト>
人気曲の定番です。軽快で速さを求められるので、苦労してものにしました。好きな曲です。

<雨だれの前奏曲:ショパン>
ショパンで唯一私が弾ける曲でした。それはゆったりした曲だからです。ショパンの曲は指が速く動かせないと弾けるものではありません!

40代頃まではまだ弾ける曲はけっこうありましたが、それから30年、全くピアノに触れていません。もう全く弾けなくなっているでしょう。

歳を取るということはこういう事でもあります。
昔を思うと非常に空しい想いになりますが、仕方ないと諦めています!