いずれも女性なのですが、二人ともまだ10代で幾多のコンクールで最高位を受賞しています！
一人は「村田夏帆」さん17歳、もう一人は「吉村妃鞠」さん13歳です！

どちらも天才と言えるヴァイオリニストですが、奏法のタイプは全く違って対照的です！

＜チャイコフスキーヴァイオリン協奏曲ニ長調第三楽章＞
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私の感想としては、村田さんは豪快そのものです。
曲の持つ感性がそのままヴァイオリンに乗り移り、それを心が素直に享受して曲に没頭、心の赴くままに乗りに乗って弾きこなして行くタイプです。正に豪快そのものです。

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ピアニストに例えると、カティア・ブニアティシビリのようなタイプです。

＜チャイコフスキーヴァイオリン協奏曲ニ長調第一楽章＞
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吉村さんは繊細さでは右に出る者はいないでしょう。
一音一音美しく響き、音の深い味わいを追及しているような音色です。
正にヴァイオリニストとしての優等生と感じさせるに十分な感性です。
ヴァイオリンを教授する立場の人、いわゆる先生は、この吉村さんの奏法を生徒さんには教えたいと思うでしょう。
決して基本を外すことなく自分の個性を表現できる天才です。

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ピアニストに例えると、アリス・紗良・オットのようなタイプだと思います。

いずれにしても、この日本に10代の天才ヴァイオリニストが二人もいるということが素晴らしい！
ピアノもそうですが、日本の音楽芸術家の質の高さに脱帽です。
これからの活躍に大いに期待します！