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今日は憲法記念日です!

昭和21年(1946年)11月3日に公布され昭和22年(1947年)5月3日に施行されました!
この日から、未来永劫アメリカ合衆国の属国になってしまいました。

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この時点では、まだ日本はGHQの占領下にあり、独立を果たしていません。
GHQ占領下で、GHQが作成した憲法草案を全面的に受け入れることで成立した憲法で、日本が独自に作成したものではありません。

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ひたすら日本弱体化を推進するするために与えられた憲法です。
それ故、憲法9条では、主権を有する独立国家としてはあり得ない、一切の戦力を否定し、自国の存亡を他国に委ねなければ存続が難しい稀有な憲法になっています。

<第二章 戦争の放棄 (憲法9条)>
第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
第二項 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

昭和26年(1951年)9月6日に、日本は連合国48ヶ国との平和条約、サンフランシスコ講和条約に調印し、翌年の昭和27年(1952年)4月28日に発効し、晴れてGHQからの独立を果たしますが、同時に台湾、澎湖島、千島列島(北方四島は含まないというのが日本の主張)、南樺太を放棄しました。
後に返還される沖縄、小笠原諸島をアメリカに委ねることとなりました。

憲法の前文では、一切の戦力を持たない憲法なので、他国の諸国民の信義を信頼して、日本国民の安全と生存を保持する、という他国民頼みの安全保障になっています!

<憲法前文抜粋>
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配
する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する
諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保
持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷
従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている
国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われ
らは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平
和のうちに生存する権利を有することを確認する。

当時はGHQ占領下で、言わばアメリカに占領されていたのです。
この前文で言う諸国民はアメリカを示唆していることは明らかでしょう!

サンフランシスコ講和条約締結時に、このアメリカからの押し付け憲法を改正しても良かったはずです!

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しかし、当時の首相吉田茂は、安全保障はアメリカに全面的に委ね、疲弊した国の立て直しだけを考え、敢えてアメリカの属国のままに経済発展の道を選択しました!

これはこれで良かったとは思いますが、経済の実力が世界第2位になった段階で、国の根幹である国民の生命・財産を守るために、憲法9条だけは改正すべきでした。
そして、国防は自国でするという、独立国家としての存在意義を他国に示すべきでした。

今やアメリカは、核保有国とは戦争はしない決断をしています。
最早アメリカの核の傘は役立たないことを示しています。
日本は三正面を核保有の敵国(中共・北朝鮮・ロシア)と対峙しています。
軍事的衝突があれば万事休すなのです。

今の自由民主党には、戦えるネガティブリストを備えた憲法9条にする気があるとは到底思えません。
日本人が嫌う中共・韓国とべったりな内閣首脳陣であり、財政緊縮化と増税を指向する内閣です。

7月の参議院選挙では、自民党に勝たせてはダメだ、という思いが頭を巡っています。
かと言って自民党に代わる野党は存在しません。

結果として自民党は勝っても、国民民主や参政党への投票ならマイナスには働かないでしょう。
遠回りの投票になりますが岸田政権には早々に変っていただかなければなりません。
高市早苗待望論か?、再び安部晋三登場か?

日本を独立国家として、世界標準として当たり前の国にするために、憲法9条は改正しなければなりません!
それだけは、75回目の憲法施行を祝う日に申しておきます!