現在、TBSTVで第57回日本レコード大賞が進行中です。

20年以上前なら、TVにかじりついて視聴したと思いますが、今はまったく興味が湧きません!(泣)

それは家内も一緒で、見る気になれないとのことです!(笑)

1990年代初頭までは、私も今年のレコード大賞は何になるのかと興味を持って視聴したものです。

1990年代半ばからは、段々興味を失って行きます!

それは一言でいうなら、楽曲が変わってきたから、ということになります。

自分としては、81年のルビーの指輪、寺尾聡以降は、ほとんど見なくなったと言ってもいいでしょう。

2000年までに、ちょこちょこといい曲もありましたが、そのあたりから毎年欠かさず見ていたレコード大賞も興味を失って行ったということになります。

日本の歌謡曲や演歌は、人にじっくりと語りかける歌です。
歌詞と楽曲がサンドイッチのようになくてはならない存在として機能してきました!
大なり小なり、万人に当てはまる人間としての人生が、自分に置き換えることのできる人生が投影されており、それを楽曲として歌で表現されています!

ここ20年くらいの歌は、フィーリングというか、歌詞で語り掛けるのではなく、詞はどうでもよく体を動かすリズム、躍動感が脳を刺激するような音楽が多くなりました。
歌の中の人生を受け止めたい、と思っている人間には無縁な音楽に思えてしまうのです。

昭和のレコード大賞を懐かしく思う自分がいます!

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