今年も12月、歳を重ねるたびにジャネーの法則が身に沁みる日々が続いています。
何度となく書いていますが、今年の元朝参りに近くの氏神様に1年の無事を祈願したのを昨日のことのように覚えています。
人間の一生が何と短いことかと、平均寿命までの残りの年数を思うにつけ身につまされる思いがします。1日1日を精一杯に生きなければならないことを、50歳半ばにしてひしひしと感じて納得している自分に言うに言われぬ可笑しさを感じているのも事実です。

今年も世間を騒がす事件が多々起きました。
最近、図書館から借りた推理小説を2日に1冊の速さで読み漁っています。通勤時間の時間つぶしが目的ですが、もともと読書が嫌いではないので、これ幸いと読書三昧しているのです。
不謹慎ではありますが、推理小説の題材になるような殺人事件の多いことに驚きます。秋葉原の無差別殺人、厚生省元高官の殺傷事件、元Vシネマ女優のSM痴情沙汰殺人等々枚挙に暇がありません。日常では、これらのことはまったく身近に起こるとは思っていませんが、これだけ多くの事件があるということは、いつ何時この身に降りかかり思いもよらない事件に巻き込まれるとも限りません。精々注意しなければとの思いが募ります。
変わった事件としては、不登校生徒の更生も兼ねたどこぞの高校で、喫煙生徒の多さから、喫煙指導室なるものを設けて、喫煙根絶のためにという大義名分はあるにしても、喫煙を許していたという事件がありました。
高校生がタバコを吸って良いはずはありません。それゆえに警察沙汰になった訳ですが、ちょっと難しい事件だなと感じたのは私だけでしょうか?
私が高校生の時も、清廉潔白な人間ではありませんでしたので、高校3年生のときにはタバコに手を出していました。時効ということでお許しいただきたいと思いますが、当時のことを思い出し、背伸びをしてみたい若者の他愛もない所作だと自分としては言えるのですが、公には法律違反には違いがありません。そのまま大学まで喫煙も自然に継続した訳ですが、大学生といえども2年生の誕生日までは20歳前であり、法律違反に違いはありませんが、誰一人として注意する者はおりませんでしたし、それが当前のことと何の疑問も持ちませんでした。
高校生と大学生を同格には論じられませんが、私が高校生の時にはタバコはダメとはっきり先生(学校側)が注意をし、現行犯は停学処分になりました。それが当り前のことと生徒は誰もが認識をしていた訳です。要するにダバコはダメという認識をどの生徒も持っていたということなのです。ここが重要なところではないかと思うのです。隠れて吸ってはいたが、法律違反ということも高校生として許されることではないことも十分に分かっていたということで、暴走は決してしなかった訳です。吸って何が悪いという気持ちはなかったのです。もし、問題の高校の生徒が、この感覚をもっているのなら、暴走をすることはないように思いますが、喫煙指導室なるものを作ってタバコを認めている状態を作ったのは如何にも不味い方法でした。これでは吸いたい者は堂々と吸ってしまうでしょう。喫煙者が多すぎ火の不始末による火災などの要因もあったようですが、公に喫煙を認めるべきでは決してないことだけは言えることです。ダメなものはダメで押し通して良いのではないでしょうか。

2か月くらいブログを書いていませんでした。書きたいことは結構あったのですが、筆が進まず不精をしていました。
高橋尚子さんのプロマラソンランナー引退。寂しくもありほっとした面もありで一喜一憂ですが、これからも爽やかな笑顔を見せていただきたいと思います。
クルム伊達さん、テニス凄いですね。体力では若さには敵わないのですが、気力と技術で補っています。これからまた世界を目指して頑張って欲しいと思います。
オリンピック野球、星野ジャパンの敗退。星野監督にはもう少し選手の心を掴んで欲しかったと思います。WBC原ジャパンに期待ですが、長嶋、王のスーパースターのいない現在、彼らに代わるスパースターがいないプロ野球も気の毒な世界ではあります。ちょっと寂しい気持ちになるざるを得ないのは残念です。

そろそろ街はクリスマス一色になります。毎日、繁華街に通勤していますが、バス停と会社の往復で、街中ではあっても周りを見ずに伝書鳩です!(笑)
ゆっくりと街並みを見ながらクリスマス気分に浸るのも心の洗濯になるでしょう。心の余裕がなにより必要です。