58058afa.jpg小泉第3次内閣が発足した。
小泉さんただ一人で行った人事であり、人事的には以前の派閥順送りがなくなり斬新なイメージがある。
しかし、すべては親小泉の、親アメリカのポチ集団である。小泉さんに平伏すYESマンであり、今後の大増税への準備内閣の感がある。喧嘩する相手がいないということは政治家にとっては不幸なことである。切磋琢磨が生まれないし、抑制がなくなる。
小泉さんが大臣に登用され始めたのはかなり前のことだが、彼は間違いなく「ポチの中のオオカミ」だった。何かあるたびに当時の首相に諫言申し上げていたのが、よくニュースに取り上げられていたものだ。大平、福田が派閥闘争をしたときには、内閣不信任案採決を欠席したこともある。
そういう本人が、自分を諫言する者を強権で切って捨てる。党を離党させる。自分が過去にやったことを今やっている者が許せない。独りよがりな首相なのだ。
ポスト小泉が誰になろうと、大変な重荷を背負わされることは間違いがない。国民誰もが肌で感じる増税をしなければならないからだ。いっそ、小泉さんに続投していただいて、大増税をやって、国民に信を問うて、惨敗する様をみてみたいものだ。
彼はずるいので、そんなことは絶対にやらないだろう。

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