私は中学2年生の新学期から父の転勤の関係で3年間ですが宮城県白石に住みました。
2歳から13歳（中学1年）までは仙台市の住人でした。

勿論、今は仙台市に住居を構えています。

白石中学卒業、宮城県白石高校卒業です。

私が白石で過ごした昭和40年代半ばの時代は宮城県の殆どの公立高校は男子校、女子高で、男女が別々でした。
旧制中学から百数十年の歴史を持つ伝統校でした。

＜今は旧白石高校のあった益岡に、伊達家臣であった片倉小十郎の白石城が建設されています＞
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＜この益岡公園図のテニスコートの辺りに旧白石高校の鉄筋コンクリートの校舎がありました＞
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今思えば、ポリコレの走りのようにも思いますが、" 県民の負担で設置されている公立高校において、性差による入学制限を撤廃する ” という大義名分のもとで平成22年（2010/4）から男女共学になったのでした。
旧白石高校の校章（登藤）も校歌も校舎も場所も、すべて新しくされ、百数十年続いた伝統が、一瞬にして吹き飛んでしまいました！

これには寂しさを隠せませんでした！
すべての伝統を受け継いで、校章も校歌も同じ、応援歌や様々な記念歌なども受け継いで行くなら、それも時代の流れとして受け入れられるでしょうが、伝統をすべて投げ打って何もかも消して、新しく生まれ変わるのでは、何をか況やです！

男子校の時は宮城県仙南を代表する進学校でした。
毎年、東北大学にも合格者を輩出していました。

新生白石高校の偏差値がどれほどかはわかりませんが、旧白石高校に恥じない立派な学生になって欲しいと願っています。

老い支度で昔のものを整理していて、白石にまつわるものが出てきて、白石中学や今は失われた旧白石高校を想い出して、高校の伝統文化が一瞬にして失われたことがトラウマのように心から離れていないことをまざまざと思い知らされました！（爆）
ただただ残念でなりません。