2021年11月

2021年11月29日

核を使わずに小惑星から地球を守る!

ディープインパクトやアルマゲドンなど地球に衝突する小惑星により地球が壊滅するのを防ぐ映画が人気を博しましたが、そのシナリオは核兵器を用いて小惑星を破壊させたり、その軌道を変えようとしたりする内容でした。

このたび、現実的に、USAメリーランド州ボルチモアのジョンズホプキンス大学応用物理学研究所のエレナ・アダムス博士を中心とする研究チームが、核を使わず、探査機を小惑星に衝突させることで軌道を変え、地球への衝突を回避する実証実験をすることになりました。
エレナ・アダムス博士は、この方法が現実的であり、いざという時に役に立つと自信を持っているようです。

11月24日(米時間11月23日)に、米国カリフォルニア州にあるバンデンバーグ宇宙軍基地から、NASA(米航空宇宙局)のDART(Double Asteroid Redirection Test:二重小惑星方向転換試験)探査機が打ち上げられました。
小惑星の軌道を変えて地球を守る方式のテストをDART(ダート)と名付けています。

これは、木星の軌道を回る「ディディモス=直径780m」の小惑星を11時間55分で周回する「ディモルフォス=直径160m」の小惑星に、今回打ち上げた550Kgの探査機を衝突させ、ディモルフォスの軌道を変えようとする実証実験です。
理論上は僅かですが軌道を変えることができると言います。

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探査機DARTは、10か月間の宇宙旅行を経て、2022年9月27日にディモルフォスに時速2万4千キロで衝突する予定です。

火星と木星の間のアステロイドベルト(総数数百万個の小惑星溜まり)や、オールトの雲からやって来る小惑星や彗星は決して少なくありません。

6600万年前にユカタン半島に落下した10Kmの小惑星によって恐竜が絶滅したという説は、信憑性が高く、よく知られています。

この現代に、それが再来しないとも限りません。
転ばぬ先の杖です!

こういうことは人類の繁栄のために必要な研究です。
来年の9月22日にどういう結果がもたらされるのか?
しっかり見て行きましょう!

kenhappy1 at 19:21|PermalinkComments(0) コスモス