1999年に200の詩を書きました。
この年の1月にWEBで知り合ったRikoさんの詩「人生は風のように」に出会います。
人生の哀愁をたっぷり含んだこの詩は、掛け値なしに素晴しく、自分の心を代弁しているようで衝撃を受けました。
私の心を詩の創造に駆り立てることになります。
この年の2月から書き綴った詩が12月までに200を数えました。
この「人生は風のように」があった故の結果です。
「人生は風のように」
1999 Jan.3 Words By Riko And Music By kenhappy !
とりとめもなく 時は過ぎてゆき
とりとめもなく 流されてゆく
雲をつかむような夢を 追いかけても 追いかけても
すべてが蜃気楼のように 両手の隙間から消えてゆく
そんな淋しい日々でも 茫然として見つめるだけ
愛 幸福 生きがい
この目で この手で しっかりと抱きしめたいよ
とりとめもなく 時が駆けてゆき
とりとめもなく 年老いてゆく
虚しさと焦りの国で 戦っても 戦っても
むざむざ敗れ傷ついて 心を喰いつぶされてゆく
そんな悲しい日々でも 茫然として見つめるだけ
愛 幸福 生きがい
この目で この手で しっかりと抱きしめたいよ
とりとめもなく 毎日を生きて
とりとめもなく この世から去る
そんな人生は淋しすぎると 叫んでも 叫んでも
深い闇に包まれたまま 心の迷路を彷徨う
そんな虚しい日々でも 茫然として見つめるだけ
愛 幸福 生きがい
この目で この手で しっかりと抱きしめたいよ