0e98df98.jpg「シンドラーのリスト」を観ました。2回目ですが、新鮮な感覚で観ることができました。素晴らしい映画ですね。人間愛そのものです。ヒットラーのホロコーストから1100人のユダヤ人を救いました。ナチ党員でありながらも、それを逆に利用しての救出劇でした。人間の悪しき本性を剥き出しにする戦争状態にあっても、自分を失わず人間愛を貫いたことは称賛に値し、稀有なこととして歴史に名を残したことも当然のことでしょう。
スピルバーグの映画には、懲りることなく繰り返される戦争に対する警鐘と、それを諦念としてなるものか、という憤りが人間愛を通して描かれているように思えます。
「プライベートライアン」にも通じるテーマですね。