7180b8eb.GIF何年ぶりだろう?
ウン十年は経っているような気がする。
初めての体験もあった。
そこには家族の笑顔があった。
素直に幸せを感じた日である。

たった1時間ではあったが、家族でカラオケに行ったのだ。
我が家は3人家族、1人は自分の母で、齢80を超えている。1人は妻である。
母とのカラオケは初体験である。妻とは、カラオケがまだ独立していない、カラオケバーでのことで、今のようにカラオケ専門店で個室は初体験である。初体験尽くめでちょっとだけ、ドキドキ感を味わった。
母は3曲、「北国の春」「奥飛騨慕情」「だんなさま」。
妻はけっこうな曲数を歌ったのではっきり覚えていない。
自分は3曲、「雨に咲く花」「昔の名前で出ています」「兄弟船」である。
自分は演歌はあまり歌わないのだが、母も、妻も演歌だけなので、付き合って演歌にした!(笑)
ひたすらサービス、曲入れをやっていた。
1曲歌うたびに大爆笑。普段、近所の手前もあり、家で歌うことはないので、真剣に歌う顔を見ているだけで可笑しさが込み上げてくる。見ていて、ストレスが解消されていくのが分かるのだ。笑顔また笑顔である。
妻は、28年も昔に聴いた声と、若干の衰えはあるが、まだまだ声がしっかりしていて変わりが無いのに驚いた。
昔さながらの可愛い演歌歌手を思い出してしまった!(笑)
自分はまったくダメで、ぜんぜん歌っていないので声が伸びない。寂しいことになってしまったなぁ、と憂うことしきりである。
きっとシラフでは、ダメでも一杯入ると流暢になるのかもしれないが、シラフでダメということは、もうまともには歌えないと同義語であり、やはり寂しい。
自分はダメでも、家族の幸せな笑顔に接し、心が満たされた。愛とは、このような状態をいうのだろうと、実感した。