今、「生きている」その日に感じた心を綴ろう!

カテゴリーに囚われることなく、その日に感じた素直な心を語りましょう!

《愛の戯れ》第二章 戯れの終わり(続き1)

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<昭和40年代後半、1970年代の仙台駅>

 この日も健介は無常に流れ行く冷酷な時間と戦いながら、やっとの思いで寝る時間に辿り着くことができたのだった。
 均整のとれた理香の肉体が豊穣となって、眠りに就こうとする健介の精神を蝕むのだった。
 彼はこの眠られぬ夜に家を飛び出した。あの辛辣な手紙を携えて!
 あと十日間の日々をじっと耐えるつもりで書いた手紙だったが、最早彼には耐えることができなかった。
 一時間ほども歩いたろうか、知らず知らずのうちに健介にとっては思い出深い、この愛宕山にやって来てしまったのだ。
 健介は再び石段を登り始めた。雨は尚も健介の心を陰鬱に濡らし続けていた。
 登りながら健介は一編の詩を彼の心に書き留めた。
 
 若者は思い出の石段を登り詰めようと必死なのです
 急ぎたくはないのです 噛みしめながらゆっくりと
 一段登ると荒野が若者を包みます
 しかし若者は荒野よりも草原を望んだのです
 二段登ると荒野が草原に変わります
 しかし若者は草原よりも花を望んだのです
 三段登ると草原が花で満たされます
 若者は微笑んでその花に口付けます
 若者はその花を愛したのです
 ” 駆けよう 駆けよう 輝く愛の未来が待っている ”
 若者は焦りました
 駆けようと思った瞬間に石段が消えたのです
 最早登ることはできません
 若者は今踏みしめてきた石段を振り返りました
 急に黒い雨が降り出し その石段を暗闇に包んだのです
 最早登ることも戻ることもできません
 今いる世界は花で満たされています
 若者は気づきました
 その花が黒い雨色に変わったことに
 それは紫陽花だったのです
 紫陽花の移り気が 若者から愛を奪いました
 所詮 登ることも戻ることもできない
 儚い愛の幻想なのです

 前方に愛宕神社の鳥居がうっすらと健介の目に焦点を結んできた。
 今の健介には、その鳥居が彼の精神を蝕む地獄の門のように思えた。
 <以前に理香と二人で来たときには、あの鳥居は正に幸せの門だった、それなのに今は...。>と彼は石段を登り続けながら敢えてそれを見ようとはせずに思った。
 やがて健介は、その鳥居に吸い込まれて行った。鳥居の向こうには社が夜の静寂と靄に包まれてもなお威容にその荘厳ないでたちを鼓舞するかのように泰然としている。
 健介は、その社には目もくれず、その直ぐ傍にありS市街を一望できる東屋に向かった。
 <あの社は俺の願いを聞いてはくれなかった>と彼はその東屋に向かいながら社を憎んだ。
 以前に、この社に理香と二人で来たときに、健介は彼女と一緒に幸せを祈り、結婚を誓ったのだった。
 軒を四方に吹き降ろした簡素な東屋の中で彼は考えた。
 <理香と初めて口づけを交わしたのがこの東屋だった、それはなにものにも喩えようのない幸せを俺に与えてくれた、今となってはそれも夢に過ぎないのか、やっぱり人間とは面白く哀しいものなんだな、俺に最高の幸せを与えてくれた人間が今度は俺を奈落に突き落としてしまった、それも男にとっては最もやりきれない仕打ちによって、理香はどうして俺から去ってしまわなければならなかったんだ、俺がなにをしたとい言うんだ、どんな酷い仕打ちをしたと言うんだ...。>
 今の健介には理香の気持ちを察する余裕などは全くなかった。ただ、彼女に裏切られたという気持ちの慟哭だけが彼を襲うのだった。
 今の健介の傷心を無視するかのように夜の街を照らすネオンサインが彼の心に眩しかった。
 その光に照らされて、東屋の周りに咲く紫陽花が異様な美しさを湛えながら、言い知れぬ翳を創り出し、彼の心を覆い尽くしていくのだった。
 <あの女はこの花のようだ>と彼は思い、その花の一輪を無下に折り取った。
 <よし、今日に賭けよう>と彼は思った。
 <理香のアパートに行ってあいつが起きるのを待とう、そして総べてを問いただそう>
 健介は折り取った紫陽花を片手に東屋を去り、理香のアパートへと、先ほど登ってきた石段を下り始めた。

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今夜はここまでにします!

スマホのGlass filmを購入!

motorola edge20に装着していたガラスフィルムが落とした衝撃で割れてしまいました。
本体の液晶を守るというガラスフィルム本来の役目を十分果たしてくれました。
本体の有機ELディスプレイは傷つきませんでした!

買ったのは、toughened filmというブランドの9Hのガラスフィルムです。
これがたったの399円。少々のポイントを使って220円くらいで購入しました!(笑)

装着した感じは全く一般のガラスフィルムと変わりません。
なかなかのクオリティーです。


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いつものアマゾンの箱で送られてきました。
これは裏です。
表は個人情報があるので省略。

中身はこんな感じです。

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簡単に装着出来ました。

このガラスフィルムの上から指紋認証はできないとありますね!
画面内認証のある機種には使えません。

今まで使っていたガラスフィルムの壊れ具合はこんな感じです。

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真横に亀裂が入ってしまいました。

装着した感じは、今までのガラスフィルムと何ら変わりません。
十分使えます。
これで399円はかなりのコスパ感です!(笑)
様々な機種に対応しています。
買って損はないでしょう!

天気の良い月曜日!

天気の良い月曜日です!
一週間の仕事始めとしては、幸先の良い天気です。 

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今週は、ずっとこんな良い天気になりそそうな天気予報です。
暑さにだけは注意して頑張りたいと思います!
今年古希のシニアにとって、毎日が生きるということにおいて勝負のような心構えです!(笑)

梅雨前の6月の爽やかな日曜日!

6月の爽やかな日曜日です。
梅雨前なので5月と変わらない清々しい天気で、日曜日の天気としては最高です。

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11:00現在、夏日の25℃あります。
最高は27℃まで上がる見込みですが、爽やかな風が吹いていて暑さは感じません。

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今週は夏日が続くようです。
爽やかな風さえあれば暑さは凌げるでしょう。
蒸し暑いのだけはいただけませんが!

いつものように窓辺を撮影しています。

<南側窓辺11:00:108MP 広角 24mm f1.9 9MPで撮影>
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<南側窓辺11:00:16MP 超広角 17mm f2.2 9MPで撮影>
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<南側窓辺11:00撮影:8MP 望遠光学3倍ズーム 78mm f2.4 9MPで撮影>
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<北側窓辺11:00:8MP 望遠光学3倍ズーム 78mm f2.4 9MPで撮影>
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<西側窓辺11:00:望遠光学3倍ズーム 78mm f2.4 9MPで撮影>
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<西側窓辺11:00撮影:108MP 広角 24mm f1.9 9MPで撮影>
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<西側窓辺11:00:16MP 超広角 17mm f2.2 9MPで撮影>
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爽やかな日曜日、のんびり過ごします!(笑)

《愛の戯れ》第二章 戯れの終わり

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<昭和40年代後半、1970年代の仙台駅>

 健介は石段を一段一段しっかりと踏みしめながら登り続けていた。
 夜半の暗闇と静寂がそうすることに恰も手助けしているかのようである。
 七月の長過ぎる梅雨の雨が健介の心を覆う言い知れぬ翳の帳を重く濡らしている。
 <この雨は後なん日続くのだろう?>と彼は立ち止まって考えた。
 <嫌な雨だな、梅雨とはいえこの長雨のように俺の憂鬱は募るばかりだ。>
 健介が今立っているのは愛宕山の頂に通じる石段である。その終わりにはS市の愛宕神社の社があった。
 百メートルほど登って息が荒くなってきた。暫し立ち止まった。健介の背後には草木が石段の両側に繁茂し、それがここで切れて前方には杉木立が暗闇の塊となって彼の行く手を阻むかのようである。
 石段の両側には二十メートル間隔で灯篭に明かりが灯っている。蠟燭ではなく電気が通っているのだ。それもここで終わり、まだ先の社までは暗闇に包まれている。
 S市街の中心部からそれほど離れていないところに在りながら、ここに一歩足を踏み入れると繁茂する草木と杉木立が街の喧騒を嘘のように消し去っている。
 日中にも増して真夜中の今は、物音一つしない静寂に包まれている。
 山と言っても海抜百メートルに満たない小さな杜である。
 今の健介には生きる希望がなかった。彼にはこの世の総べての現象が最早無に思えてきた。それは自分の総べてを賭けて愛し、信じてきた理香に裏切られたという痛烈な哀しみのためだった。
 理香が過去に口にした言葉の一言一言が走馬灯のように彼の脳裏を掠めては消えて行った。
 <私はあなたと結婚することに決めたの、浮気をしてもいいから私のところにきっと帰ってきてね、あなたの胸に抱く女は私が最初にして...。>
 その一言一言が打ち寄せる波のように彼の心を搔き毟るのだった。
 それは憎悪というよりは嫉妬に近い複雑な感情だった。
 健介は人間がどん底に落とされたときに誰もが一度は思うように死にたいと思った。
 彼にとっての ” 信じられない出来事 ” が起ってから二日間が過ぎていた。
 この日の午後に、健介は自宅の応接間のソファーに座りながら理香に対する今の自分の気持ちを手紙に書き留めた。
 それは肉体が崩れ去るような精神的打撃から生まれて来た衝撃的で辛辣な内容だった。
 <私の心は今平和である。なにも考えることがない。右を見ても左を見ても上を見ても下を見ても総べては平和である。
 その後には輝く命と暗闇の死とそのいずれかの道が開かれている。願わくば輝く命を...。もう一度生きる勇気を与えたまえ...。
 死、たとえ死であろうともそれは安らぎに他ならない。一刹那の勇気が必要なだけだ。それはこの世で最も勇気のいる勇気ではあるが...。
 ” それは敗者だ ” と貴女は言うだろう。しかし真の敗者は思想の勝利者でもある。
 いくらでも罵れば良い、貴女にそれだけの勇気があるのなら。
 愛に私は敗れた。それは私には考えられないことだった。
 私の思想は、私の純粋は一度の敗北が死を招くのだ。それは悲惨である。しかしそれは潔い。
 私の純粋に私は賭けた。知行合一は過酷である。それを知っていながらあのとき(あなたはなにを言っているか判るだろう)の愚かさはどうだろう。人間の本性がそこに現れた。
 人間は賢いが悲惨である。真に偉大な人間はその悲惨を知っている。
 私も愚かで悲惨である。二十歳の邂逅に敗れて二十歳の人生を閉じようとしているのだから。
 貴女を恨まないと言ったら偽りになるだろう。しかしそれ以上に貴女の幸せを望んでいることも確かだ。
 まだ貴女を愛しているのだから。
 貴女の総べての言動を私は信じていた。それは私には不動のものだった。
 貴女をもう一度信じたいのだ。波乱の人生を共に生きたいのだ。
 死にたくて死ぬ奴がどこにいるものか。できるのなら行きたいのさ。
 しかし私はこの人生にも疲れている。人間の悲惨さを知る者はなんと少ない。
 それを知る者は死のうとするに違いない。しかしそこで生きるのもまた人間である。選択は自由だ。そこで生きようとする者は更に人間的人間である。それらの幾多の人間に私は称賛の拍手を送ろう。
 貴女も愚かな人間である。その愚かさを引き出したのは私かもしれないが、しかし貴女は人間の本道を忘れている。貴女のとった行動は明らかに外道である。
 貴女の性を私は信じられない。いや総べての性を信じられないのだ。今となっては...。
 私はまだ若い。それは確かである。しかし私は汚れた大人より幼な子でいたいのだ。
 
 今の俺達になにをしろというの 
 俺たちの望み
 遠く覆い隠す黒い雲はなんだ
 独り善がり 独り善がり
 独り善がりの大人の世界なんかいらない
 黒い雲に呑まれてしまえ
 俺達は遥かな青春の夢を追い続け
 自分の世界に生きるのさ
 汚れた大人より幼な子でいたい

 この詩は私の人生に対する皮肉である
 
 偽りのない世界に生きよう  
 お前は何を恐れるのだ
 自分の総べてをさらけ出せ
 心の偽りはいらない
 疲れてしまう 疲れてしまう
 お前だけの世界に生きるのだ
 そこに生きがいが生まれる
 嫌われてもいい
 こんな俺を判ってくれないのなら

 偽りのない愛に生きよう
 お前は何を恐れるのだ
 自分の総べてをさらけ出せ
 心の偽りはいらない
 疲れてしまう 疲れてしまう
 お前だけの愛を与えるのだ
 そこに生きがいが生まれる
 振られてもいい
 こんな俺を判ってくれないのなら

 これも精いっぱいの皮肉である。
 貴女を信じていたからこそ、またこの私という人間を、この純粋な私を愛してくれたと思っていたからこそ貴女を愛することができたのだ。
 貴女は私になんと言ったか覚えているのだろうか?それらの一言一言が今私の脳裏を行き交うのだ。私はそれらの言葉を総べて信じた。
 この愚かな私を嘲笑(わらう)のも良いだろう。好きなようにすれば良い。
 これほどまでに惨い仕打ちがあろうか。
 幾多の純粋な若者がこの仕打を受けたことだろうか。そして幾多の尊い命が失われたことだろうか。
 決して愛のみに限定して言っているのではない。
 恋というものはほんの一瞬の現象である。それはいつなんどきでも持ち得る感情である。それには年齢的感覚はない。五歳の幼子でも五十歳の大人でも可能である。
 しかし愛は一生のものである。幸せの中に苦しみを持つものだ。それに男は命を賭ける。偕老同穴の決意を持って、それを行動に移せずしてこの人生を閉じるのは忍びない。行動に現れるのはこれからの筈なのだ。
 しかしもう遅い。命を賭けて敗れたのだ。それを賭けるだけの値打ちがあったのかも今は疑問だ。
 二人の男に貴女の性を許せる貴女自身に私は嫌悪する。そんな人間はいくらでもいる。しかし、そうだからといってそれに合わせることは一切ない。人間として本道を歩むべきだ。
 貴女は総てから逃げている。苦しみを厭わない愛というものは素晴らしい。しかしその逆を望むものには挫折を齎すだろう。  
 貴女はどうして愛する者のために総べてを賭けようとしないのか。私はそうすることに生きがいを見出しつつあったのだ。また、そうしようと決意したときに貴女は私を捨てた。これほどの不運があろうか。これほどのもどかしさがあろうか。ただただ無念である。
 貴女には貴女だけの生き方がある。しかし貴女を愛する者の一人として私は貴女に本道を歩ませたい。
 私は愚かな人間だが、その愚かさを知っているつもりである。貴女の言動に対する私の動揺はその愚かさの具現である。しかし人間、いや私の悲惨は底を知らない。愛する者を失う怖さが、知り尽くしている筈の愚かさを否応なく引き出してしまうのだ。
 ” お前は若い、意気がるんじゃない ” と貴女は言うかもしれない。しかしこんなことをも認識できない人間のなんと多いことか。
 私はまだ貴女を愛している。しかし貴女の選択は自由だ。
 貴女が私に齎す答えは望みが持てないものだろう。最早そう思う他はない。
 貴女に裏切られたという他はない。貴女は私と遊んだだけなのか?そうだとすれば貴女はその対象を間違えた。私にとっては命より大事なものが消え去ることになるのだ。
 貴女はこの別れの文章を読んでも恐らくなにも感じないのだろう。例の雄弁がまた始まったくらいにしか感じないのだろう。このような文章を書くこと自体まだ餓鬼だというのだろうか?
 私は最後の力を振り絞って、まだ抱いている愛を糧にして書いているのだ。
 それを嘲笑(わら)って投げ捨てるほど貴女の心は冷えてはいまい。
 折しも雨である。この文章を書くには適している。もうなにも言うまい。あと十日間の一日一日を噛み締めるだけだ。
 輝く命か暗闇の死か、それは貴女自身が知っている。
 私の心は今平和である。ただ一つ平和は恐ろしい。

 昭和49年7月12日
 理香へ 健介より>

 健介は理香が自分のところに戻って来てくれるのなら、なにを失っても良いと思った。
 今の健介を支配しているのは、ただ理香だけだった。
 最早、健介には食べる気力も寝る安らぎもなかった。理香の面影は一秒たりとも彼の心を離れることがなかったのである。
 無論バイトに行く心のゆとりなどは全くなかった。

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今日はここまでにします!
 

週末土曜日ほどよく晴れています!

西日本は台風の影響で豪雨が被害を及ぼしていますが、東北はまだ影響はまったくなく、影響があるとすれば来週半ばくらいになりそうです!

今日はほどよく晴れています!

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12:00現在で23℃と丁度良い!
最高気温は25〜26℃になるようです。

いつものように窓辺を撮影しています。
できるだけ毎日撮影するようにしています。
毎日の記録が過去を明らかにしてくれます!(笑)

<北側窓辺11:00:8MP 望遠光学3倍ズーム 78mm f2.4 9MPで撮影>
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<西側窓辺11:00:108MP 広角 24mm f1.9 ウルトラピクセル9MPで撮影>
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<西側窓辺11:00:16MP 超広角 17mm f2.2 9MPで撮影>
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<南側窓辺11:00:108MP 広角 24mm f1.9 ウルトラピクセル9MPで撮影>
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<南側窓辺11:00:16MP 超広角17mm f2.2 9MPで撮影>
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<南側窓辺11:00:8MP 望遠光学3倍ズーム 78mm f2.4 9MPで撮影>
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ちょっと強めですが清々しい風が吹いています。
気持ちの良い大気感です。

のんびり過ごす土曜日の珠玉の時間です!

《愛の戯れ》第一章 信じられない出来事(続き8)

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<昭和40年代後半、1970年代の仙台駅>

 「働くってなにをする気なの?」
 問いただすように理香が言った。
 「探せばなんだってあるよ、月に十万円以上は稼げるさ、だから頼むから俺のところに来てくれよ、なぁ〜。」
 なんのあてもないと判っていながら健介が言った。
 「簡単に言うけどそんなに甘いもんじゃないわよ、あなたは根っからの甘ちゃんだわね、それにあなたには立派なご両親がいるわ、あなたはまだ乳離れしてないのよ、ご両親からまったく離れて生活することは、あなたにはまだできないわ、あなたはまだ若いんだから意気がることはないのよ。」
 理香は年下の健介が常々気にしていることをずばりと言った。
 「俺は甘い気持ちでなんか言ってないぜ、それに両親からはいつだって離れられるんだよ、俺にはその機会が今与えられているんだ。」
 健介は意地を張っているように折れなかった。
 「私はもうその人と ” できちゃった ” の、お腹に子供がいるのよ、あなたのところに行くか行かないかはこの子に聞いてみないとね。」
 自分の腹を押さえながら健介にとっては最も決定的なことを理香は言った。
 「ふざけたこと言うなよ、嘘だろう?」
 健介は思わず叫んでいた。奈落の底に突き落とされた思いだった。健介の目に涙が溢れた。それは幼気な愚かしい涙だった。
 「嘘、嘘ってしつこいわねぇ〜、全部本当よ、だからこの頃は酸っぱいものが沢山食べたくなるの。」
 健介の傷心には目もくれず、突き放すように理香が言った。
 「じゃ〜どうして俺に身体を許したんだよ、好きでもない奴に許せるのかい?」
 嘗ての理香との行為を思い出しながら理香を責めるように健介が言った。
 「その人とあなたを平等の立場に置きたかったのよ、それに私の娼婦性がそうさせたんでしょう。」
 精神の呵責などまったくないように理香が言い放った。
 「産みたかったらその子を産めよ、俺が育ててやるよ。」
 理香に挑戦するように健介が言った。
 今の健介とは違う冷静な健介が心の中で叫んだ。
 <お前はなにを言い出すんだ、本当にそんな気があるのか?バカなことを言うのはよせ、お前をまったく裏切った女をお前はまだ求めようというのか、愚か者め。>
 「えぇ〜、本当なの?」
 理香は明らかに健介の言葉を疑い信じていなかった。
 「本当だよ、誓って本当だよ。」
 健介が念を押すように言った。
 「いずれにせよ、あなたを選ぶか今の彼を選ぶかじっくり考えておくわ」
 恰も物でも選ぶかのように理香が言った。
 「その男か俺かの比率はどれくらいなんだよ?」
 喘ぐように健介が尋ねた。
 「五段階で言うと三対二であなただわ、だって長い付き合いの方が強いでしょう。」
 理香はサラッと言ってのけた。
 「本当に三対二で俺なんだね、本当だね?」
 健介が確かめるように強い口調で言った。
 「本当だわ...そんなのどうだっていいのよ。」
 理香が語尾を濁して健介には聞こえないようにささやいた。
 健介は急に立ち上がって、直傍にある純白のグランドピアノの椅子に腰を下ろして、心の憂さを力いっぱい鍵盤にぶつけた。涙が止めどなく溢れて来た。ハンマーがピアノの弦を叩くように、限りない憂鬱が健介の心を打ち砕いて行った。
 鍵盤を叩く指の一打一打が過去の数々の幸せを回想しているようだった。しかし健介の心にはピアノが醸し出す調和した音の響きは返って来なかった。彼は理香との過去の幸せな日々を信じたかった。しかし今のこの現実を思うとき、それは無残にも崩れ去るのだった。
 健介は直も弾き続けた。この忌まわしい現実をかき消すように。
 今の現実とは逆説的な優雅な響きを湛える美しき ” 雨だれの前奏曲 ” が、あくまでも優美な旋律を奏でている。
 理香はそんな健介を暫しそっとしておいた。
 この喫茶店では自由にピアノが弾けるのである。
 ピアノが奏でる雨だれの連打のごとく時間が流れて行った。
 すでに十時を過ぎていた。
 「もう遅いわ、今日は帰ろう。」
 まだピアノを弾いている健介に向かって理香が言った。
 「このままじゃ帰れないよ、今日は一日中理香と一緒にいるよ。」
 ピアノを弾くのを止めて、また自分の席に戻りながら子供が駄々を捏ねるように健介が言った。
 「なにを言っているのよ、私は帰るわよ、じゃぁ〜あなたはここにいなさい。」
 甘えようとしている健介を尻目に冷たく理香があしらった。
 「じゃぁ〜俺かその男かの答えはいつ聞かせてくれるんだい。」
 最早なにを言っても聞いてもらえないと悟って悲しそうに健介が尋ねた。
 「今日は十日だわね、悪いけどしばらく会えないの、会社が忙しいでしょう、二十二日の月曜日ならいいわ、その日は会社が休みなのよ。」
 健介をなだめるように理香が言った。
 「二週間近くもまったく会えないの、そりゃ〜ひどいよ、二週間も今のこんな滅入った気持ちでいたら頭がおかしくなっちゃうよ、頼むからその前に二、三度会ってくれよ。」
 理香に縋り付くようにして健介が言った。
 「そんな無理を言うんじゃないの、それに今度はあなたが待つ番よ。」
 <私は精神的に苦しんであなたを待つことに耐えてきたのよ、二週間くらいなによ。>と思いながら鋭い口調で理香が言った。
 「その間は俺のことそっちのけで毎日その男と会っているのかい。」
 理香の目をじっと見つめながら、その心を探るように健介が言った。
 「そんなのこっちの勝手でしょう、あなたにどうのこうの言われる筋合いはないわ、でもその人は今ずっと出張に行っていていないのよ、だからあなたにもその人にも会わないでどちらを選ぶか決めるの、二十二日の日には返事をするからそれまでは大人しく待っていて、明日は仕事で早いから私はもう帰るわ、送ってもらわなくてもいいのタクシーで帰るわ、じゃぁ〜ね。」
 そう言って理香は健介から逃げるようにレモンを去って行った。
 健介には、それを呼び止める力さえなかった。
 健介は一人レモンを出て淋しく街路を歩いていた。
 <なんたる不運だろう、俺が愛を告白した同じ喫茶店で別れの言葉を聞くとは...恐らく俺のところには帰って来ないだろう。>歩きながら彼は思った。
 恰も健介の心を象徴するように冷たい陰鬱な雨が夜の街を濡らしていた。
 健介はこの信じられない出来事に放心したように、重い雨を身体に感じながら、どこまでも歩いて行くのだった。

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今夜はここまでにします!

早6月に突入です!

日中はよく晴れました。
それほど暑くはなく、程よい気候です。

朝夕のローカルを撮影しています。

<8MP 望遠光学3倍ズーム78mm f2.4 9MPで撮影:家の玄関にて06:25>
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<108MP 広角24mm f1.9 9MPで撮影:近くの公園にて06:30>
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<8MP 望遠光学3倍ズーム78mm f2.4 9MPで撮影:北側窓辺18:20>
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<108MP 広角24mm f1.9 ウルトラピクセル9MP:西側窓辺18:20撮影>
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<16MP 超広角17mm f2.2 9MPで撮影:西側窓辺18:20>
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<16MP 超広角17mm f2.2 9MPで撮影:南側窓辺18:20>
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<108MP 広角24mm f1.9 9MPで撮影:南側窓辺18:20>
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<8MP 望遠光学3倍ズーム78mm f2.4 9MPで撮影:南側窓辺18:20>
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今日も無事に会社から帰って来ました!(爆)
素直に生きていることに感謝です!
ガンのマーカー検査では、少なくとも消化器ガン、肺ガン、乳ガンはないようです。
長生きするかもしれませんね!(笑)
まだしばらくは、この景色が見られそうです。

《愛の戯れ》第一章 信じられない出来事(続き7)

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<昭和40年代後半、1970年代の仙台駅>

 健介は結婚に拘った。彼にとってこの恋愛は遊びではなかった。特に肉体的行為においては、将来に結婚を前提としていたので、それを享受できたのだ。
 彼は自分の愛し方が最も優れていると自負していた。 
 それは確かに正道に適ったものだった。しかし彼のそれには人間の弱さを認める余裕がなかった。

 健介は街の盛り場に巡らされたアーケードの中をレモンに向かって歩いていた。
 ネオンサインが恰もここには夜などないかのように煌々と輝き、雨に煙る街を照らし出していた。
 時間は21時には少し間があった。
 彼はバイトを早めに終えて、昨日の理香との約束通り彼女に会うためにレモンに向かっていた。約束の時間ははっきり聞かなかったが彼が理香のアパートを訪れたのと同じ時間にということだったので、21時に間違いないだろう。
 街には活気があった。レモンはS市街の中心部、一番町の一角に建てられた商業ビルの二階にあった。
ファッション関連の店が入るモダンなビルだった。
 健介は、エレベーターは使わずに、よく掃除が行き届いた階段を上って黄色で「レモン」と書いてあるガラス扉を押して中に入った。
 奥行きが二十メートルほどある長方形のほの暗い室内にシャンデリアの灯りが冴えていた。
 その灯りに照らされて入り口の直傍に置いてある純白のグランドピアノが荘厳に輝いて印象的だった。
 室内は半分くらいが先客で埋まっていたが空いていた。
 健介はいつものように純白のグランドピアノの直横にある二人掛けテーブルに、前方に入り口を見ながら落ち着いた。  
 <ここに理香と二人で来たことがあるのはまだ一度しかないな>  
 グランドピアノを見つめながら健介は考えた。
 <あれは何か月前だろう、初めて理香に俺の気持ちを打ち明けたのがここだった、俺が今座っているこの席でのことだった、確か二月だったな、俺は理香が俺のことなんか気にも留めていないと思っていたから、理香の方から " 私もあなたが好きなの ” という言葉を聞いたとき、本当に天にも上る心地だった、食事をしようと思ってピラフのオーダーを出しておいたのだけれど、それが運ばれてきても、あまりの嬉しさに少しも口には入らなかった、あれから早半年にもなるのか。>
 健介がそんなことをあれこれと思っているうちに理香の姿が現れた。
 健介は手を挙げて自分の居場所を理香に示した。そうするまでもなく理香は直に健介を認めて彼の傍までやって来た。
 「待った〜。」
 テーブルを挟んで健介の向かいの椅子に腰を下ろしながら快活に惚けたように理香が言った。
 「ちょっとだけさ、俺もさっき来たばかりだよ。」
 そう言って健介は優しい笑みを理香に見せた。  
 「あなたは待つことには慣れているんだわね、いくら待ってもそれほど気にならないんでしょう」
 自分より遅く来たことのない健介に、当て付けるように理香が言った。
 その口調はもはや恋人に対するものではなかった。
 それはこう言っているように健介には思えた。
 <あなたは私より年下だから私より後に来る余裕がないのよ、男はもっと大風呂敷を広げなきゃダメだわ、あなたが私のことを本当に愛しているのなら、どうして私をあなたの傍に置いて直にでも一緒に暮らそうとしないの、年頃の女なんだから他の男にとられても仕方ないわよ、女は男のように強くはないの、二年も三年も離れて暮らすことなんかできないのよ、あなたは ” もっと強くなれ ” ばっかりで直に一緒に暮らそうとは一度も言ったことがないわ、あなたは私を本当に愛してはいないんだわ、女なら誰でもいいのよ>
 「どうしてそんな言い方するんだい、俺から段々遠ざかって行くみたいじゃないか、もう俺のこと愛してないの?」
 人を食ったような理香の言葉に憤慨して健介が言った。
 「そうだわ、もう愛していないのかもしれないわ」
 「そんなこと言うなよ、他に男ができたの?」
 理香の意外な言葉に興奮して怒鳴りつけるように健介が言った。
 「そうなの」
 ぽつりと冷淡に理香が応じた。
 「なんだって、嘘だろうそんなこと」
 「ほんとうよ、嘘じゃないわ、もうその人と結婚する約束をしているの」
 「そんなこと言うなよ、嘘だって言ってくれよ」
 冷ややかな表情で、それとなく口から出る理香の言葉の否定を、彼女に哀願するように健介が言った。
 「私は直に結婚もしたいし子供も産みたいの」
 健介に訴えるように理香が言った。
 「じゃぁ俺のところに直に来い、一緒に暮らそう」
 「一緒に暮らそうってどうやって暮らすのよ、銀行強盗でもする、あなたはまだ学生だし霞を食べては生きて行けないわ、それに私はもう働きたくないの、落ち着いて暮らしたいのよ」
 健介を無視したように理香が捲し立てた。
 「その男は幾つなんだい?」
 理香の新たな男の歳を気にしてぶっきらぼうに健介が訪ねた。
 「二十四歳よ、私と同い年で同じ会社にいる人なの」
 健介をなだめるように静かな口調で理香が言った。
 「俺とたった三つしか違わないじゃないか、長い目で見ればその男と俺とどれだけの差があるんだい、俺と直ぐに結婚しろよ、俺は学校を止めてもいいよ、止めて働くよ、だから俺のところに直に来てくれ、なぁ〜、頼むよ」
 健介は理性を失っていた。今の健介を支配しているのは、ただ恋人を失う怖さだけだった。
 「そんなこと言うのは今だけなのよ、そうでしょう、嘘なんでしょう」
 健介の心を読み取ったように理香が窘めた。
 「本当だよ、嘘じゃないよ、止めて働くから、今日はその話をしようと思って来たんだよ」
 健介が実際に考えていたことは、来年一緒に暮らすための資金を共に捻出しようということだった。しかし、もはや彼にはそれを言い出す勇気はなかった。また大学を退学することは考えていなかった。ただ、恋人を失う怖さだけが、否応なしに彼に嘘を付かせるのだった。

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今夜はここまでにします! 

穏やかな5月の最終日!

早いもので明日から6月です。
今日は暑くなく寒いくなくの5月らしい日和でした。

最高気温は24℃まで上がりましたが、空気はヒンヤリしていたので暑いという感じではありませんでした。

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今日も元気に出勤です!(笑)

<家の玄関から泉ヶ岳を望む:望遠光学3倍ズーム78mm f1.9 朝06:25撮影>
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<近くの公園>
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<会社から帰宅後18:20頃、南側窓辺から:108MP 広角24mm f1.9 ウルトラピクセル9MPで撮影>
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<16MP 超広角17mm f2.2 9MPで撮影:18:20頃>
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<8MP 望遠光学3倍ズーム78mm f2.4 9MPで撮影:18:20頃>
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<北側窓:18:25頃撮影>
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<西側窓16MP 超広角17mm f2.2 9MPで撮影:18:25頃>
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<西側窓8MP 望遠光学3倍ズーム78mm f2.4 9MPで撮影:18:25頃>
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明日も同じような天気になりそうです!

今年は季節が2週間は進んでいるので、梅雨入りも早いかもしれません。
台風通過後あたりかな?

《愛の戯れ》第一章 信じられない出来事(続き6)

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<昭和40年代後半、1970年代の仙台駅>

 掃き出し窓の向こうに、昨日からの暗く重い雨だれを受けて、妖艶な美しさを尚いっそう輝かせて、心を誘惑するように魅せている紫陽花を眺めることができる自宅の応接間で、健介は心の蟠りを吹き飛ばすかのように、自作の楽曲をピアノの弾き語りで歌っていた。

 誰かが俺を嘲笑(笑って)いる
 お前はなんて弱虫なんだと
 言っているかのように
 泣くのはよしな惨めだから
 笑ってごらん楽しくなるさ
 笑えるものならそうしているさ
 この未来なき恋がなかったならば

 俺は自分を貶してやりたい
 お前はロマンティスト過ぎるんだ
 もっと自由に振る舞え
 だからお前は泣いている 
 だからお前は笑えない
 そうさだからこの未来なき恋が
 お前を苦しめるんだ

 今のお前なんか死んでしまえばそれでいい  
 未来の自分に生きるんだ
 愛も友も忘れてしまえ
 この未来なき恋といっしょに  
 今の自分を捨てるんだ  
 お前はそれでもいいはずだ
 愛する詩(うた)があるのだから

 <理香はいったいどうしたんだろう?>
 健介はピアノを離れ、その直ぐ傍にあるソファーに腰を下ろし、煙草に火を付けながら理香のことをあれこれと思い遣った。
 昨日はあの愛の行為の後になにも話さずに終わってしまったのだ。
 その日の最後の会話はこうだった。
 
 「今日はこのまま帰って欲しいの」
 悲しそうに理香が言った。
 「帰れってまだなにも話してないじゃないか?理香も話があったんだろう」
 「いいから帰って欲しいの、今日は何も考えたくないのよ、駄々を捏ねないで、お願い」
 話の本筋はこれからだと息巻いている健介を尻目に理香の意志は固かった。
 「じゃぁ、話はいつ聞いてくれるの?」
 仕方なく健介が言った。
 「明日の同じ時間にレモンで待っていて、その頃に行くわ」
 理香は行き付けの喫茶店の名を挙げた。
 今夜は諦めたように頷いている健介を見て、理香は安堵した。
 こうして健介は理香のアパートを去ったのだった。

 <理香は本当に俺のこと愛しているんだろうか?愛していないはずはないな、でなかったら身を委ねることなんかないだろう、でもいつもは理香との行為の後には愛の確信を得るような気がしたのに、昨日はなにかがおかしかった、理香には行為の後の安らぎがなかったように思う、どこか冷めていた、そんな理香を見ていたらこっちまで気が重くなってしまった、なにが理香をそうさせたのだろう...、考えるのは止そう、今日会って話せばはっきりするさ。>
 日差しの代わりに雨だれを受けて喜んでいるような紫陽花を窓越しに見つめながら、健介はソファーから立ち上がって、またピアノの椅子に腰かけ鍵盤に指を走らせた。
 流れるような ”乙女の祈り” の旋律が健介の雑念を払拭して行く。
 彼は芸術をこよなく愛していた。そんな人間特有のピュアでロマンティストで傷つきやすいガラスのような心も持ち合わせていた。
 彼は何事にも自分の城を築こうと努めていた。
 自分で悩み考えながら自分の納得の行く一つの形を作り上げるのだ。
 それは人間の持つ自然的必然、当為、いわゆるゾルレンを切り捨てるところから始まっている。
 恋愛においてもそうだった。
 男の本質を総べて曝け出すところから彼の恋愛は始まっているのだ。
 女を得ようとするときの男の愚かさに嫌悪を感じていたのである。
 彼には女に接するときの演技は一つもなかった。自分の長所も短所もありのままに曝け出すだけなのだ。
 彼はそうすることで他の男と自分とは明らかに違うということを理香に印象付けたかった。
 彼は思わしくないと自分が感じている、男が有する総べての本質、いわゆる自然的必然、当為、即ちゾルレンを排除した。  
 その代表的なものが虚栄心だった。彼はこれを一切捨てて理香と接したのだ。また理香に対しても同じように振る舞うことを強要した。
 そんな彼を理香は好ましいものとして、なんの抵抗もなく受け入れた。
 故に彼は、自分の愛し方について来てくれた理香に対してなんの不安も抱いていなかった。
 自分の感情に偽りなく総べてを曝け出す、これが彼の純粋な生き方だった。
 彼は今のこの恋愛が自分の生き方の証だと信じていた。
 彼には人間の持つ自然的必然、当為、いわゆるゾルレンを曝け出して生きるのが寧ろ自然であり、生身の人間の常であり、それが逆に温かみを持つ人間としての証であるということに気づいていなかった。

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今夜はここまでにします!

自然の恵み!

毎年、特に植えてはいないのですが、過去に育てたイチゴが春に自然に育つようになりました。
家の庭周りに沢山イチゴが実っています。
勿論、放っておいている訳ではなく、家内が実が大きく育つように面倒をみているようです。
私はただ食べる人なので、そういう苦労はまったく分かりません!(爆)

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毎日、このイチゴを食べています。
残念ながら、赤く実らせるのは部屋の中になります。
蒼いうちに摘んで来て、部屋の中で実らせるのです。
何故かというと、野生動物が我が家の野菜やイチゴなどの実が熟するのを待っていて、ちょうど食べごろになったときにパクっとやられてしまうのです!(爆)

山の際に庭があるので、山から小動物が庭までやってきて苦労して育てた野菜を根こそぎ食べて行きます。
そういうことなので、野菜は育てるのを諦めました。
家庭菜園なので、電気柵を張ってまで育てる気にはなれません。

イチゴは自然に生えて実がなるので、これだけは小動物にやられないように蒼いうちに摘むのです。
それでも熟してくれます。

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こちらはワラビです。
家内が散歩のついでに摘んで来てくれます。
このくらいで二人で一食分は十分に間に合います!

酒の肴に丁度良い量です。
美味しくいただいています。

野生動物に見つかるまでは、この時期は前年の10月頃に撒いたエンドウ豆がたわわに実っている時期です。
毎日新鮮なエンドウ豆をたらふく食べることが出来ました。
しかし、一度、野生動物に見つかってしまうと、撒いた種まで掘っくり返して食べてしまいます。
野生動物の執念もたいしたものです!(笑)
こちらは根負けしてしまい、野菜を作るのを止めてしまいました!

色々なドラマがある自然環境に恵まれた我が家です!

《愛の戯れ》第一章 信じられない出来事(続き5)

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<昭和40年代後半、1970年代の仙台駅>

 「俺だよ、健介だよ。」
 健介はぶっきらぼうにドアの向こうに呼びかけた。
 「ああ、あなたなの、こんな遅くにどうしたの?」
 ドアを開けずに理香が応じた。
 「ちょっと話したいことがあるんだ。」
 <いつもなら直にドアを開けてくれるのに、おかしいな...。>と思いながら健介が言った。
 「そう、じゃぁちょっと待って。」
 気のない返事が返ってきた。
 やがてドアが開き理香が現れた。
 艶のある背中まで伸びた黒髪、目鼻立ちのはっきりとした端正な顔、しなやかな腕、衣服の中に隠されている豊満な胸の膨らみ、優しく抱かれるギターのようなウェストの窪み、ミニスカートで僅かに覆われたすらりとした足、心地よい体臭、今日は理香の容姿と肉体そのものに強い色香を感じて健介は胸を熱くした。
 「ちょうど私も話したいことがあったの、外で話そう。」
 「部屋には入れてくれないの?もう時間も遅いし、これからどこかに行ってたんじゃ話す時間もありゃしない。」
 理香の言葉に不服そうに健介が言った。
 「こんなに遅く来るあなたが悪いんでしょう。」
 冷ややかな目つきになって理香が応じた。
 「だってどうしても話したいことがあったんだよ。」
 言い訳がましいことを健介は言った。
 「まあいいわ、じゃぁ入って。」
 何かを決心したように理香は健介を招き入れた。
 健介は手狭な4畳ほどのキッチンを通り抜けて八畳の見慣れた理香の和室に落ち着いた。
 その部屋には、テーブル、机、箪笥、サイドボード、本棚、テレビ、ラジオ等々が意志を持つかのように配置され、その存在を主張しているように健介には思えた。
 また、それぞれが美しく輝いており、女の部屋でなければ味わえない、独特の清潔感を漂わせていた。
 本棚には大正ロマンを代表する画家、竹久夢二の美人画集が並んでいた。
 「今、コーヒーを入れるわ。」
 キッチンで湯を沸かしながら理香が言った。
 「この部屋に入ったのは何日ぶりかな?」
 窓に掛けられたブルーのカーテンを背に、キッチンと向かい合わせになり、部屋の中央に置かれたテーブルを前に座りながら健介が言った。
 「一ヶ月ぶりくらいじゃない、前に帰って来たのは六月の初めだもの」
 キッチンから理香が言った。
 「コーヒーなんかいいからこっちに来いよ。」
 なかなか自分の傍に来ようとしない理香に、じれったそうに健介が言った。
 「少し待ってなさい、甘えんぼうさん。」
 次に起こるであろうことを判っているかのように理香が言った。
 理香は入れ終わったコーヒーを盆にのせてテーブルまで運んで来た。
 「理香〜」
 急に名を呼んで、健介はやっと自分の傍まで来た理香の手を取って自分の方へ引き寄せようとした。
 「これを飲んでから」
 理香は健介から逃げるようにして、テーブルに置かれた二つのコーヒーカップを見つめながら𠮟りつけるように言った。
 健介はコーヒーを口に運びながら理香をじっと見つめていた。
 彼は魅力的な愛する女を前にして、抑えがたい欲望に喘いでいた。
 燃えるような情熱が彼の理性の鎖を一つ一つ断ち切って行く。
 「理香〜、愛してるよ」
 そう言って、彼は理香を抱き寄せ、その唇に長く深い接吻(くちづけ)をした。
 蕩けるような陶酔感が彼を虜にした。
 理香は彼を拒まなかった。
 彼の手が徐々に衣服の下に滑り込み、理香の生肌の感触を愉しみ始めた。
 ボタンの弾ける音が軽く響いた。
 彼は優しく理香を組み敷いて行った。
 彼の手はマシュマロのような理香の乳房を愛撫していた。
 熱く波打つものが彼の肉体を燃やした。
 彼の手が理香のミニスカートの下をまさぐろうとしたとき、理香はそれを手で制して、「私がしてあげるわ。」そう言って恰も彼のしもべのように彼の波打つ息吹を優しく口に含んだ。
 一瞬の燃える閃光が彼の肉体を貫き、情熱の血潮が弾けた。
 気怠い爽快感が彼を幸福な気分にした。

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今夜はここまでにしておきます!

 

腫瘍マーカー!

先週、数週間前から自覚症状のあった左乳腺のシコリが癌だったら困るので、乳腺外科のある病院に行って診察していただき、エコーの結果、腫瘍はないことが明らかになりました。
乳腺に問題があったので、女性ホルモンが分解できていないことが考えられ、肝機能等を調べるために血液検査をしていました。
主要な腫瘍マーカー検査も含まれます。

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上図は一般的な血液検査による腫瘍マーカーです。
今回私が調べたのは、CEA=癌胎児性抗原とCA15-3=乳ガンマーカーです。
結果は両方とも正常値でまったく異常はありませんでした。
CEAが1.3で正常値5.0をかなり下回っています。
消化器系のガンも肺ガンもないことを示しています。

甲状腺機能も異常なし、ガンもありません。
肝機能も異常なしでした。
昔から脂質異常があり、中性脂肪はいつも300近くありましたが、今回は155しかありませんでした。
正常値は150以下ですが、私にしてみれば155は優等生になった気分です!(笑)

関連のホルモン検査では1項目を除いて正常値でした。
ひとつだけNT-proBNP=心臓の機能低下の指標となるホルモンが正常値の2.6倍くらいで、軽度の心不全が疑われます。
まあ、腎機能低下時にも高くなると言われています。
値は329pg/mLでした。正常値は125以下です。
この値は、軽度の心不全の可能性があるということで、精査か経過観察というところです。

医者には何も言われませんでした。
腫瘍マーカーや肝機能、甲状腺機能が正常なので、もし腫瘍マーカーが異常値なら他病院に紹介となりましたが、正常値なので "うちで診ます”ということでした。

特に心臓のことは言われませんでしたので、深刻に考えることではないのでしょう!

今年70歳なので、いろいろな病が出て来ても不思議ではありません。
上手く付き合って生きて行かなければなりませんね!(爆)

雲が多いが適度に良い天気!

今日は雲は多いのですが、適度の心地よい天気です。
気温は最高気温25℃と夏日です。
蒸さないので気分爽快な気温です!

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病院の帰りにローカルを撮影してきました!
更に窓辺も撮影です。

<motorola edge20 108MP 広角 24mm f1.9 ウルトラピクセル9MPで撮影>
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<motorola edge20 8MP 望遠光学3倍ズーム 78mm f2.4:北側窓辺>
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<motorola edge20 108MP 広角24mm f1.9 ウルトラピクセル9MP:西側窓辺>
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<motorola edge20 16MP 超広角 17mm f2.2>
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<motorola edge20 8MP 望遠光学3倍ズーム 78mm f2.4>
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<motorola edge20 108MP 広角24mm f1.9 ウルトラピクセル9MP:南側窓辺16:20撮影>
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<motorola edge20 16MP 超広角 17mm f2.2 16:20撮影>
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<motorola edge20 8MP 望遠光学3倍ズーム 78mm f2.4:12:30頃撮影>
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明日も良い天気になりそうです!

《愛の戯れ》第一章 信じられない出来事(続き4)

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<昭和40年代後半、1970年代の仙台駅>

 「里見さん、元気ないわね〜、どうしたの?」
 健介がバイトをしているレストランで働く20代半ばのウェイトレスが、ただ黙って気を紛らすように皿を洗っている健介に汚れ物を手渡しながら言った。
 「ええ〜、いやなんでもないんです、ちょっと考え事をしていたものですから」
 話しかけてきたウェイトレスの言葉に、我に返って作り笑顔を浮かべながら健介が応じた。
 「差し詰め青春の悩みかな?」
 そのウェイトレスがからかうように言った。
 「まあ〜、そんなところです。」
 説明するのも面倒くさいというように、ちょっと顔を顰めて、ぶっきらぼうに健介が言った。
 健介は、この仕事が終わってから理香のところを訪ねようと思っていた。
 あの日は喧嘩別れで終わってしまったのだ。彼は理香と仲直りがしたかった。
 このバイトは午後の五時から九時までだった。今は八時半を回ったところだ。
 このレストランのピークは七時頃だった。その頃には二列に十六脚並んでいる四人掛けテーブルが殆ど埋まってしまう。家族連れで来て食事をしていくもの、四、五人のグループで酒を飲みにくるものなど様々で、客層は一定していなかった。
 八時半でオーダーは打ち切り、後は九時までに客が帰るのを待って、最後に店の掃除をして仕事は終わりになる。
 男は健介とマスターだけで、他に四人のウェイトレスが働いていた。
 まだ五、六人残っていた客がぽつりぽつりと帰り始めた。
 彼らに向かって健介は大声で叫んだ。
 「ありがとうございました。」
 <さあ、これで今夜の仕事も終わるぞ、後は掃除だけだ。>
 健介は今日、初めての心からの笑顔を見せた。
 街は長すぎる梅雨の重い雨に濡れていた。
 健介はバイトを終えて、ビルが立ち並ぶ都心からはそれほど離れていない理香のアパートへの道を、傘も差さずに歩いていた。
 そのアパートはバイト先から歩いて二十分ほどのところにあった。
 <俺はこの道を何回通ったろうか?>と健介は歩きながら考えた。
 <十回くらいかな?いやそんなはずはないな、いつ来ても心が弾む思いだったのに今日は違う、心の中に鉛が入っているみたいだぜ。>
 理香に会おうとしているにもかかわらず健介の心は重かった。
 <あれはいつだったかな?俺の両親が用事で出かけていたので外食になるかと思ったが、理香のアパートを訪ねて手作りの夕食をご馳走になったことがあった、そのときは夜食まで作ってくれたっけ、それなのに俺は、” 今日は泊まって行くよ ” って、あいつを困らせたっけな。>
 健介は取り止めのない甘い回想に耽り始めた。
 <理香は俺と直ぐにでも暮らしたいんだろうか?恐らく淋しいんだろうな、俺は一ヶ月もすれば直に上京してしまうしな、今までもそうだったし、これからも変わらない、理香が手紙で俺のところに直に来て暮らしたいって言って来たときに、俺は無下に断ってしまったけど、あれで良かったんだろうか?
悪いはずはないさ、もしあのとき一緒に暮らしていれば理香が苦労するのは目に見えているし、だが待てよ、どんな苦労も厭わない覚悟が理香にはあったのかもしれない、やっぱり一緒に暮らしていた方が良かったのか?俺は大学を卒業する二年後に結婚しようと決めていたから、” 今からそんな弱い気持ちでどうする、もっと強くなれ ” なんて偉そうなこと言ったけど、女にとって二年は長すぎるのかもしれない、俺にとってはそれほど気にならない二年だけど、自分を基準に理香のことを考えるのは止そう、そうだ来年は一緒に暮らそう、今年いっぱいは理香と一緒にお金を貯めて、来年暮らす資金にしよう、よし今夜はそのことを話してやろう。> 
 健介は理香のアパートに辿り着いていた。二階にある理香の部屋の窓明かりが見えた。<いるな〜>と健介は心の中で微笑した。時間は午後の九時を過ぎていた。
 健介は階段を駆け足で登り二〇四号室のドアを三度ノックした。
 ドアの後ろで聞きなれた理香の声が響いた。
 「どなたですか?」
 それは、” こんな遅くに誰だろう ” と訝っているような緊張した声の響きだった。

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今夜はここまでにします!

今日も昨日と同じような天気!

今日もぱっとしないお天気模様でした。
全般的に曇で、朝の山は霞がかかったようになっていてハッキリしない見え方でした。

<バスの車内から撮影:06:35頃>
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<仕事帰りの18:30頃に窓辺を撮影しています:南面窓辺>
<motorola edge20 108MP 広角 24mm f1.9 ウルトラピクセル9MP>
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<motorola edge20 16MP 超広角 17mm f2.2>
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<motorola edge20 望遠光学3倍ズーム 78mm f2.4>
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<西側窓辺:18:30頃撮影>
<motorola edge20 108MP 広角 24mm f1.9 ウルトラピクセル9MP>
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<望遠光学3倍ズーム 78mm f2.4>
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<北側窓辺:18:30頃撮影>
<望遠光学3倍ズーム 78mm f2.4>
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夕焼けも出ていません。
今日は大人しい夕暮れです!

《愛の戯れ》第一章 信じられない出来事(続き3)

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<昭和40年代、1970年代の仙台駅>

 「お帰りなさい」
 理香はただそれだけぽつりと言った。
 「俺に会えて嬉しくないの?」
 いつものとは違う理香のやや冷めた表情に不安を覚えながら健介が言った。
 「そりゃ〜嬉しいけど...」
 「けどなんなのさ
 理香の言葉に畳みかけるように健介が言った。
 「そんなこといいじゃないの、まず乾杯しよう」
 理香が健介の言葉を遮った。
 「じゃ〜なにで乾杯する?俺はブランデーがいいな」
 「私はワインがいいわ」
 「いいからブランデーにしよう、ワインなんか酒の内に入らないよ」
 健介が理香を無視したように強い口調で言った。
 理香は諦めたように黙っていた。
 「我々のこれからのために、乾杯」
 運ばれてきたグラスに注がれたブランデーを理香に向かって高く掲げて健介が言った。
 「乾杯」
 理香が冷淡に応じた。
 「どうしたの、なんか沈んでるな、元気出せよ」
 グラスを傾けながら、理香の冷淡さを素早く捉えて健介が言った。
 「このお酒、強いわね〜、とっても飲めないわ」
 健介の言葉から逃げるように、グラスの中のブランデーを見つめながら理香が言った。
 「ゆっくり飲めばいいじゃないか、こういうお酒はね、ゆっくり口の中でチョコレートを蕩かすようにして飲むんだよ」
 実際に飲む仕草をしながら健介が言った。
 「う〜ん、そうなの、判ったわ」
 そんなことはどうでもいいと言わんばかりに理香が応じた。
 暫しの沈黙が二人を包んだ。
 その沈黙に健介が気まずさを覚えた始めた頃、その沈黙を破り捨てるように理香が言った。
 「あなたはいつもいいときに帰って来るわ」
 「それはどういうこと」
 訝し気に、理香の言葉を理解しかねて健介が言った。
 理香は次の言葉を躊躇するようにただ黙っていた。
 <この言葉を聞くのは初めてじゃないな、以前にも聞いたことがある>
 健介は記憶を慎重に辿りながら考えた。
 以前にはそれほど気にならなかった言葉が、今は何故か健介の心に翳を残した。
 「俺に対する気持ちが薄らいだときに俺が帰って来るとでも言いたいのかい、俺の他に貴公子でも現れたかい?」
 黙ってやや俯いている理香をじっと見つめながら問いただすように健介が言った。
 「あなたにだって一緒にお茶を飲みに行くような女の人はいるでしょう、私にだってそれぐらいの男の人はいるわよ」
 健介の言葉を敢えて否定せずに理香が言った。
 「そりゃ〜そうだけどさ」
 健介は言葉に詰まってしまった。
 膝の上に置かれていた理香の両手がテーブルの上で組まれた。
 その左手の薬指を見て健介は焦った。
 嵌めてあるはずの指輪がないのだ。今、健介が嵌めているのと同じ指輪が...。
 「指輪はどうしたんだ、どうして嵌めてないの?」
 興奮して怒ったように健介が言った。
 「え〜、指輪、今日の朝、手を洗うときに外したのをそのまま忘れて来ちゃったの」
 理香は自分の左手を見ながらやや惚けて、健介の言葉をはぐらかすように快活に言った。
 「本当かい、いつも嵌めてないんじゃないの?」
 その言葉を疑うように健介が言った。
 「本当よ、いつもは嵌めてるわ」
 「誓って本当かい」
 理香の言葉に念を押すように健介が言った。
 「しつこいわね〜、もうそんなのどうでもいいわ」
 やけっぱちになって吐き捨てるように理香が言った。
 「どうでもいいなんて、そんな言い方ないだろう、理香が一緒にしようって言って買った指輪じゃないか」
 信じていた者に裏切られたときのような嫌悪感を抱きながら健介が言った。
 「そんな指輪していると子供っぽくって嫌なのよ、私の周りにいる男の人がみんな言うの ” そんな指輪返しちゃえ、もっといいのを買ってやるよ ” って」
 健介の左手の薬指に嵌めてある安物の指輪を見つめながら、不服そうに理香が言った。
 「そんな好い加減なこと言うなよ、最初に指輪を買おうって言ったのは理香だろう、それにどんなに安物だって肝心なのは気持じゃないのかい、理香は俺のこと愛しているんだろう?」
 気持ちの動揺を抑えきれずに興奮しながら健介が言った。
 彼は理香が言った過去の言葉に固執していた。遠距離恋愛をしている彼にとっては、過去が総べてだった。
 女にあるものは過去ではなく、現在のみであるということを彼は知らなかった。また女の虚栄心を認めようとはせず、理香の裏切りとも言える言葉を許せなかった。
 「私はあなたよりも弱い人間よ、もっと甘えたいの、あなたには甘えられないわ、あなたといるとなんとなく淋しくて落ち着いて無条件に縋り付くことができないの」
 心の蟠りを吐き出すように理香が言った。
 「それは俺が年下だからかい」
 淋しそうに健介が言った。
 「そうだわ、あなたはまだ若いわ、私より三つ年下よ」
 ” 年下よ ” という言葉を敢えて強調しながら、子供をあやすように静かに理香が言った。
 「他に男ができたんだな、そうだろう、俺のこともう愛してないの、結婚するって言ったのは嘘なの」
 辺りを憚らず怒鳴りつけるように健介が言った。
 「私は縛り付けられたくないの、私の行動に対して、どうのこうの言われたくないのよ、結婚のことについても、あなたともしするとしたら二年後でしょう、私にしたら物凄く遠い話のようで現実味がないのよ、それにあなたは互いに結婚できるように祈ろうって言ったわ...、もう止めようこんな話し、いつまでたっても切りがないわ」
 ますます悪い言い争いになると悟って理香が話を止めた。
 冷たい沈黙の時間が健介の心を暗くした。
 「白鳥に行こう」
 急に健介が理香と数回行ったことがある同伴喫茶の名を挙げた。
 「いやいや、男の人って直それで胡麻化そうとするんだから、男なんか嫌い」
 叫ぶように理香が言った。
 今、健介には理香に対する欲望はなかった。しかし、精神的な淋しさが無理やりに理香を欲するのだった。

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今日はここまでです。
 

五月晴れの良い天気!

今日は五月晴れの良い天気でした。
気温は23℃まで上がっています。

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明日も同じような天気になりそうです。
暑くなく、寒くなく正に五月晴れです!

いつものようにローカルの模様を朝夕に撮影しています。

<motorola edge20 8MP 望遠光学3倍ズーム 78mm f2.4:朝0630頃に撮影>
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<motorola edge20 望遠光学3倍ズーム 78mm f2.4:北側窓夕方18:40頃撮影>
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<西側窓:夕方18:40頃撮影>
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<mtorola edge20 108MP 広角 24mm f1.9 ウルトラピクセル9MP:南側窓辺夕方18:40頃撮影>
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<mtorola edge20 16MP 超広角 17mm f2.2 デジタル処理で9MPに縮小:南側窓辺夕方18:40頃撮影>
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<motorola edge20 8MP 望遠光学3倍ズーム 78mm f2.4 デジタル処理で9MPに拡大:夕方18:40頃撮影>
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緑は益々濃くなってきています。
今が1年の中でも木々が輝く時です!
この季節の移ろいが日本の文化を育んで来ました。

《愛の戯れ》第一章 信じられない出来事(続き2)

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<昭和40年代、1970年代の仙台駅> 

理香は健介よりも三つ年上の快活そうでいてどこか翳のある女だった。胸は薄かったが、すらりと伸びたカモシカのような足と、しっかりとした腰は、女盛りを現すのに十分だった。目鼻立ちはハッキリとしており、ふとその円らな瞳を見つめた者たちの心に長く印象を残すような、そんな個性的な美しさを持っていた。
 当たり前の女が自分の十代を振り返るときに感じる或る種の快さは理香にはなかった。
 青春という言葉が有する数々の情感の中の唯一つの希望さえも。
   父親の放蕩が彼女の青春を奪ったのだ。それ故に、理香にとっては父親に代表される男というものが憎らしかった。
 そんな父親の常ではあるが、理香は末っ子にもかかわらず父親からは完全に無視されて育てられたのだった。
 憎い父親に献身的に尽くす母親に対しても或る種の嫌悪を抱いていた。
 微塵も親の援助を受けることがなかった理香の思い出といえば、唯々働いてきたことだけだった。
 恋する暇もなく彼女の青春は過ぎて行ったのである。
 彼女は暖かな愛を欲していた。
 「久しぶりだから恥ずかしいわ」
 急に立ち止まって健介の顔を流し目で見ながら、自分のウエストに回してある彼の左手を身体を捩りながらするりと抜いて理香が言った。
 「いいじゃないか、恥ずかしいことなんかないよ」
 不服そうに外された腕をまた抱き返すようにして真面目顔で健介が言った。
 「あなたはいいかもしれないけど、私は恥ずかしいの、いつも自分の思う通りを私に押し付けるのね、あなたは」
 冷ややかな目つきで健介を睨みつけながら怒ったように理香が言った。
 「わかったよ、理香は怒ると怖いなぁ、じゃぁ、手を繋いで行こう」
 健介は諦めたように理香に微笑んで彼女の手を取って歩き始めた。
 再開の喜びとは裏腹に、街を呑み尽くすかのような黒い雲が巷を覆い、健介の心に一抹の翳を投げ掛けていた。
 夏には相応しくない早めの夕暮れがやって来たように健介には思えた。
 「食事まだなんだろう、チーズサロンに行って食べようか?」
 健介は急に空腹を覚えて、思い出したように行き付けのレストランの名をあげた。
 「うん、いいわよ、食べる前に乾杯しようね、久しぶりだから」
 喜びを称えている健介の表情とは裏腹に、やや冷めた感じで理香が言った。
 街の混雑は時間的なピークに達していた。
 健介は忙しく足を運ぶ人々を目で追いながら取り留めのないことを考えた。
 <俺は、ここを行き交う人々とは異質な存在なんだな。恐らく彼らの仕事の辛さや緊張感なんてものは俺には判らないだろう。それから解き放されて家路に着こうとしている、この今の解放感も。そんなことを知り得ない俺は、やっぱりまだガキなんだろうか?あぁ、早く働きたいな、いやよそう、これが学生の特権なのだから。>
 「ただいま〜、理香に会えると思うと昨日はなかなか寝付かれなかったよ」
 健介は落ち着いたムードのスイス風レストラン「チーズサロン」の二人掛けテーブルで理香を見つめながら改めて帰省の挨拶をした。
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今日はここまでにします!

肌寒い一日でした!

今日は日も差したのですが、空気が冷たく肌寒い一日でした!
最高気温はローカルで19℃止まりでした。

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明日から土曜日までの今週は暖かさが戻って来そうです!

ローカルを朝夕に撮影しています。

<motorola edge20 望遠光学3倍ズーム 78mm f2.4 06:25に撮影>
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昨日の雨模様の雲が、早朝はまだ残っていました!

<motorola edge20 望遠光学3倍ズーム 78mm f2.4 18:20撮影:北側窓辺>
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<南側窓辺>
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18:20撮影で夕暮れ時ですが、南の空はまだ青空が認識できます。

<motorola edge20 108MP 広角 24mm f1.9 ウルトラピクセル9MPで撮影:南側窓辺>
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<motorola edge20 16MP 超広角 17mm f2.2>
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<motorola edge20 108MP 広角 24mm f1.9 ウルトラピクセル9MPで撮影:西側窓辺18:20>
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<motorola edge20 16MP 超広角 17mm f2.2>
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今日も暮れて行きます!
平凡な日中の終わりです。

これから夜の世界です!(笑)
深夜まで私のパソコンライフは続きます!

《愛の戯れ》第一章 信じられない出来事(続き1)

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<昭和40年代、1960年代半ばから1970年代半ば頃の仙台駅>

 時間は午後の五時を回っていた。
 健介は理香のしなやかなウエストのくぼみに手を回しながら、駅から真っすぐに伸びる幅が五十メートルほどもありそうなメインストリートの歩道を歩き始めた。
 一日の仕事を終えて、家路に着くサラリーマンの群れが忙しくビルの谷間を行き来していた。
 街は賑やかだった。
 健介はこの人並みの雑踏が好きだった。それぞれの人はそれぞれの表情を持っている。そしてそれは、どれ一つとして同じものはない。何かに喜び、何かに哀しみ、そして何かに悩みながら、健介と理香が寄り添って歩いているこの道と同じ道を彼らは歩いて行く。誰もが精いっぱい生きているのだ。
 それを自覚させられるとき、健介はいつも生きる活力を得るような気がするのだった。
 今の健介には総てがバラ色だった。彼の前を通り過ぎる人々も、ビルも自動車も、この街の中にすっぽりと包まれている総ての現象が彼を満足させた。
 それは総てが、こうやって理香のウエストを支えて歩くことができる幸福のためだった。
 彼は理香のために書いた行く編かの詩を思い起した。

 「愛」
 貴女(あなた)の瞳が私を映すとき それは清く澄んでいる
 私に限らず総てにおいて同じこと
 それを認めるとき私は幸せ
 私の瞳が貴女を映すとき それは清く澄んでいるはず
 貴女に限らず総てにおいて同じはず
 それを自覚するとき私は幸せ
 永久に貴女を愛せしめよ
 誓うことはできない ただ祈ることのみ
 私の瞳に邪悪の翳が走るとき
 貴女は私をきつく戒め 腕(かいな)に抱き涙するはず
 貴女の瞳に邪悪の翳が走るとき
 私は貴女をきつく戒め 腕(かいな)に抱き涙する
 ただそうあることを相(あい)信じることのみ
 そこに愛が育む 
 永久の愛が

 「悲しむことはない」
 唯後二歳(ただあとふたとせ)忍んでおくれ
 案じることはなにもない
 たとえ離れていても
 僕と君の心は一つだもの
 今日も君は黄昏の街を歩いて行く
 あの可愛い頬を薄紅色に染めて
 そうさ涙なんか見せていないはず
 あの可愛い微笑みを浮かべて
 胸を張って歩いているはずさ
 きっとそうさ
 悲しむことはないんだよ
 君は一人じゃないもの
 君が歩むとき
 僕は君の心の中でともに歩む
 君が走るとき
 僕は君の心の中でともに走る
 君の瞳が濡れるとき
 僕は君の心の中で燃え上がり
 それを乾かす
 君は決して一人じゃない
 僕がいる 僕がいる
 そして僕の心には君がいる
 案じることはなにもない
 唯後二歳忍んでおくれ

 <貴女(あなた)へ>
 春風駘蕩
 晴れ渡った爽やかな五月の空が巷を包み
 道行く人は玉石混交の喜怒哀楽を胸に秘める
 そして私は
 運命(さだめ)の燃える邂逅を神に祈らずにはいられない
 邂逅があるが故に別離(わかれ)がある
 それも運命
 しかし
 その運命とは私にとっては死だ
 この世の別離は有り得ない
 偕老同穴の決意を神に祈ろう
 そんな祈りの哀感が
 今 私を満たしている
 そして貴女は
 新たな歳の一つに
 なんの嫌悪も感じることなく
 二歳後(ふたとせのち)の幸福(しあわせ)を
 確実なものとしていることだろう
 私はそう信じている
 この爽やかな五月の空を
 幾歳後(いくとせのち)までも一生涯
 貴女と私で仰ぎ見られるよう
 ともに偕老同穴の決意を神に祈ろう
 
 健介が大学を卒業する二年後に、二人は結婚を約束していた。
 少なくとも健介の心は不動のものだった。

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今夜はここまでです!

空気が冷やっとする雨模様の一日!

今日は夕方になればなるほど空気が冷やっとして来る雨模様の一日でした!
気温は最高が17℃、最低は11℃でした。


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明日は、20℃まで上がりそうで、雨からは解放されて曇のち晴れの予報です!
肌寒さは解消されそうです。

18:00過ぎの南の窓辺を撮影しました。
どんよりと曇っています。

<motorola edge20 108MP 広角 24mm f1.9 ウルトラピクセル9MPで撮影>
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<motorola edge20 16MP 超広角 17mm f2.2 撮影後デジタル処理で9MPに縮小>

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<motorola edge20 望遠光学3倍ズーム 78mm f2.4 撮影後デジタル処理で9MPに拡大>

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緑はこの雨で益々濃さを増しています。
それでもまだ新芽の黄緑です。
これが緑に変わるってしまうのはもうすぐでしょう!
6月の梅雨が明ければ夏の緑になります!(笑)

原稿用紙150枚の小説!=昭和49年12月=

大学3年生、21歳になりたての頃に1ヶ月くらいかけて原稿用紙150枚の小説を書きました。
よくある青春もののありふれた内容です。
今、読むと本当に気恥ずかしいのですが、ここに書いていこうと思います。

既に書き終えてから48年7ヶ月が経過しています。
稚拙な内容は時効ということでお許し願いたいと思います!

昭和49年、1974年のことです。

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<昭和40年代の仙台駅>

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《愛の戯れ》

 第一章 信じられない出来事

 里見健介は或るレストランのカウンターで額に汗を光らせながら忙しく立ち働いていた。
 「大三丁に中一丁〜」
 そのレストランのマスターが右手と左手の指で三と一を示しながら威勢のいい声で客の注文を伝えてきた。
 大、中とは生ビールの大ジョッキと中ジョッキのことである。
 健介は二日前に東京近郊のI市から彼の郷里である東北のS市に帰省してきたばかりだった。
 彼の在籍している大学の夏季休暇は二ヶ月間あり、その一ヶ月間をクラブの合宿費用と小遣いを捻出するためにバイトに充てたのである。
 以前から申し込んでおいたこのレストランで昨日から働き始めたのだった。
 バイトが順調に滑り出したにもかかわらず、健介の心は或るひとつの事を思い詰めて沈んでいた。
 「あっ、はい〜」
 およそ、このレストランとは無関係な物思いに耽っていたのだろう、健介は慌ててジョッキを揃えビールを継ぎ始めた。
 健介の心は二日前に飛んでいた。

 彼は帰省途中の列車の中にいた。あと十分もすれば待ちに待ったS市である。彼はソワソワし始めた。手元にあったタバコをポケットに仕舞い込み、また思い出したようにそれを取り出して火を付けた。そして深々と吸った。いくらか落ち着いたように思った。しかし、身体の底から湧き上がる笑みを隠すことはできなかった。 
 駅のホームには彼の恋人が待っている筈である。
 彼は心を躍らせてホームに降り立った。しかし、見知らぬ人々の顔が映るばかりで、恋人の姿はどこにも見当たらなかった。
 「仕事が長引いているのかな?」
 彼はボストンバックを片手に出口に向かいながらボソボソと独り言を呟いた。いくら仕事のために間に合わなかったと判っていても淋しさは拭えそうもなかった。
 <俺のためだもの、仕事なんかほっぽりだして来てくれてもよさそうなのに>
 彼は改札口を出て、その直ぐ傍にあるコインロッカーにボストンバックを押し込んだ。
 彼には楽しい夏のバケーションが約束されている筈だった。
 彼は改札口を振り返って<はっ>とした。彼の目に即座に映ったものは一人の女だけだった。その他の物は総べて暗闇に包まれてしまっていた。ちょうど、暗闇の中でスポットライトがその女だけに当たったように。
 彼が凝視している女は、フランス人形のような彼の恋人、梓理香だった。彼女の姿が彼の心臓を突き刺した。
 「理香〜」
 彼は辺りを気にせず思わず叫んで彼女のところに走り寄った。
 「ああ〜、もうどこかへ行ってしまったのかと思っちゃったわ、遅れてごめんなさい、仕事が忙しかったの、これでも会社から走って来たのよ」  
 驚いたように円らな瞳を尚一層大きく見開いて品を作りながら理香が言った。
 「いいんだよ、俺も今着いたばかりだから」
 先の淋しさが嘘のように嬉しそうに微笑しながら健介が言った。
 「何も持たずに来たの?荷物は」
 ダークスーツに身を固めた手ぶらの健介を見て不思議そうに理香が言った。
 「そこのコインロッカーに入れちゃったよ、茶店に入って落ち着こうや」
 コインロッカーを指さしながら健介が言った。

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今夜はここまでにします。
毎日、原稿用紙5枚程度は書いていきます!
乞うご期待!

総じて曇りの日曜日!

今日は最高気温が22℃で程よい気温でした。
天気は概ね曇りでした。

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明日と明後日は雨模様のようです。

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もう寒くなることはないでしょう!
雨模様でも20℃以上の最高気温です。

午前中に窓辺を撮影しています。

<北側窓辺>
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<西側窓辺>
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<南側窓辺>
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明日からまた1週間の始まりです!
元気に出勤したいと思います!(笑)

乳腺にできたシコリ!

1ヶ月くらい前に左の乳腺がパンパンに張ってしまいました。
乳腺が何か炎症を起こしたのかな?
痛みが殆どなかったので、放っておいたのですが、1週間くらいして張りはなくなりましたが、乳輪の下にシコリが残りました。
乳がんの内の0.5〜1%くらいは男性にも発生すると知ったので、ちょっと心配になり、1ヶ月経過してもシコリが取れないので、乳腺外科のある病院に行って来ました。

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説明に先生が書いてくれた図です。
乳房の中は、女性であれば乳管とそれに連なる腺房と呼ばれるミルクを作る組織があり、それが集まったものを乳腺小葉と言います。

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男性の場合は、この乳腺小葉は当然ですがありません。
乳管だけが存在することになり、男性の乳がんはここに発生します。
それを説明した図が上図です。

右側の甲状腺にも良性の腫瘍があるとのことです。

左の乳腺にできたシコリは、「女性化乳房」という病名になるそうで、腫瘍はなく当然悪性腫瘍ではないとのことです。

エコーで観た写真です。

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向かって左下の黒丸は良性甲状腺腫瘍の写真です。

左右の乳管が腫れているそうですが、右側は目立つ大きさではないとのこと。
左側が大きくなっているとのことです。

通常は副腎から男性ホルモンが分泌され、それがアロマターゼという物質で女性ホルモンに変わるのだそうですが、男性の場合は、それは直に肝臓で分解されて乳房が大きくなることはないのだそうです。

それが服用している薬や、肝機能の低下などで分解されずに残ることがあり、「女性化乳房」になることがあるとのことです。

飲んでいる薬は問題ないようなので、肝機能が落ちているのかもしれません。

ということで血液検査をすることになりました。
会社の健康診断をしたばかりで、特に血液検査で問題はなかったようで、再検査の依頼はありませんでした。

まあ、今回の検査ではしっかり観てくれると思うので、来週再診予定なので、結果は明らかになるでしょう!

ガンでなくて良かったです。
歳が歳だけにずっと心配していました。
まずは一安心です!

仙台青葉まつり!=時代絵巻山鉾巡行:5/21(日)=

仙台青葉まつりが開催中です!
この祭りのハイライトは5月の第三日曜日に行われる「時代絵巻=山鉾巡行=」です。

11基の山鉾があります。

<政宗公山鉾=公益財団法人 仙台観光国際協会>
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<青葉駒山鉾=株式会社菓匠三全>
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<恵比寿山鉾=株式会社藤崎>
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<大鯛山鉾=株式会社阿部蒲鉾店>
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<唐獅子山鉾=勝山グループ>
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<御神船山鉾=株式会社仙台水産>
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<七福大太鼓山鉾=株式会社七十七銀行>
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<大黒天山鉾=報道六社>
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<囃子山鉾=NTT東日本>
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<雅山鉾=JR東日本東北本部>
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<政宗公兜山鉾=日専連>
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以上の11基になります。

山鉾だけのものは、今朝、一番町サンモール付近に出番を待って、しばし待機している山鉾を撮影したものです!
他の山鉾はネットの紹介ページから拝借しました。

日曜日の天気は最高気温24℃、最低気温16℃、天気晴れ曇りと絶好の行楽日和になりそうです!
仙台青葉まつりのハイライトを是非ご覧になってください!

M.2 NVMe 2280 Gen3 1TB SSDを調達しました!

acclamator (640x360)

M.2 NVMe 2280 Gen3 1TB SSDを調達しました!
amazonのタイムセールで買いました。
1TBのM.2 2280 NVMe SSDですが5700円台で調達出来ました。
聞いたことのない=ACClamator=というブランドです。

acclamatorssd1tb (640x360)

acclamator1tbssd (640x384)

acclamatorssd1tb2 (640x314)

久しぶりにマイPCの蓋を空けてPCIe 2280コネクタに差し込みました。
取り付けは至って簡単です。
取付ネジは専用の小さなネジです。
マザーボードに付属しています。
普通は2個付いています。
失くす人はいないと思いますが、これがないと取付け出来ないので注意しましょう!

ドライブm (640x506)

ドライブMとして認識させてフォーマットしました。

これでマザーボード内蔵のSSDは、SATA SSD 256GB、M.2 2280 NVMe 512GB,、M.2 2280 NVMe 1TBの1台+2枚構成になりました。

C

クリスタルディスクマークの数値です。
ACClamatorという聞いたことのないブランド名ですが、けっこう速いです。

因みに、M.2 NVMe 512GBの数値は、以下です。
ブランド名はARCANITE(アルカナイト)です。

C2280

256GB SATA SSDは以下になります。

G256SATA

ストレージは自己解決していれば幾ら容量があっても不足ぎみです!(爆)
しかし、クラウドを完全には信用できません。
自分のデータは手元に置ておきたい方です。
という訳で1TB SSDの購入となりました!
けっこう安く手に入れたので得した気分です!

chatGPTと融合した新しいBingに学士論文を肩代わりさせることはできるか?

学生時代を思い出し、私の学士論文のテーマを新しいBingに与え、論文制作を依頼しました。
学士論文を作成する手助けには十分になり得ると感じました。

また、新しいBingが作成したテーマに則った論文を、私の論文として発表して良いかと尋ねたところ、それには待ったがかかりました。
新しいBingの作であると著作権を主張しています!(笑)

流石に学術論文は目立つので、オープンにするのは憚られるのでしょう!
先日の作詞については、私のオリジナルとして発表しても構わないとの回答でしたが、学会のあるものについてはそう簡単には行かないことは容易に想像できます!

どのような論文だったか紹介します!

<kenhappy>
質問1 (640x157)

<新しいBing>

bing1 (640x437)


situmon2 (640x269)


ken2 (640x74)


bing3 (640x476)

bing4 (640x358)

ken5 (640x96)

ken7 (640x539)

ken8 (640x358)

tyosaku (640x160)

このような内容です。

要点は捉えていて、本格的な論文を書く手助けには十分になり得ます。
時代を感じます。
学術論文もAIの助けを借りながら書くことが出来る訳です!(笑)

いずれにしてもchatGPTは、様々なことに利用できる本格的なAIであることが理解できます!

今日は5月中旬の爽やかな日でした!

最高気温が20℃で、今日は爽やかな5月中旬の一日でした!

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問題は明日と明後日です。
いずれも30℃以上の真夏日の予報です!

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シニアにはこういう日が肉体的に堪える日です。
明日は暑さで倒れないように十分注意して仕事にあたります。
だいたい、都合3時間は外にいる勘定です!(爆)
ただし、連続ではないので、その点は助かります。

5月はたまに30℃を超える日があります。
記憶にあるのは5年前くらいですが、その時は、入社したばかりの18歳が熱中症に罹り、介護に苦労しました!
今度は自分の番かなと危惧しています!(爆)
水分を十分に摂取して熱中症だけは避けたいと思っています。
果たしてどうなるか?

朝夕のローカルを写真に収めています。
朝の山は昨日の雲がちょっとだけ掛かっていましたが、太陽燦燦の良い天気でした!

<06:30撮影>
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<17:30撮影>
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<18:30撮影>
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だいぶ日が長くなりました。
18:30でも南の窓辺はまだかなり明るく写真撮影も問題ありません。
西空は殆ど暮れようとしています!

今日も無事に日の入りを迎えています!
平凡な一日が、最も平和で安らかな一日なのかもしれません!

3年前の5月15日のローカル風景!

今日は雨降りで撮影には適しません。
2020年5月15日、3年前のローカルの風景を想い起してみました!

Google PhotoやAmazon Photoで容易に3年前の映像をチョイス出来ます。

<2020年5月15日のローカル風景>

庭には花が咲いていました!

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庭の片隅に何やら蠢くものが!

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シマヘビです!(爆)
捕まえたりしないで、そのままにしておきました。

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庭周りに自生する=最初は植えたものですが、そのうち毎年自生するようになりました=イチゴも花を咲かせています。
実を付けるのも間もなくでしょう!

山は曇で、ハッキリとは見えませんが何とか自分を主張しているようです。

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殆ど毎日、同じところを撮影しているので、過去を振り返るのには苦労しません!(笑)

新しいBingに作詞をさせてみた!

chatGPTと融合した新しいBingがリリースされています!

chatGPT4との融合との触れ込みです。
真実は分かりませんが、chatGPTと融合した新しいBingには間違いありません。

そのAIにchatGPT本体に先日作詞をさせましたが、それと同じ条件で作詞をさせてみました。
その結果について記載します。

その時の画面コピーを掲載します。
内容を読んで判断してください。

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これが新しいBingの最初の画面です。
この一番下の「新しいトピック」という入力窓にAIにやらせたい事項を記入して運用します。

newbing92

散り際が潔い桜と男女の別れを関連付けて作詞を依頼しました。
直に作詞をして返して来ました。

出来の良い詞とは思えませんが、そつなく熟しています。

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もう少し詳しく条件設定をしました。
「Aメロ1〜サビ〜Aメロ2〜サビ〜Bメロ〜サビで終了」
このように条件を詳しく指定して再度作詞させました。

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Aメロ2の2行目を訂正依頼しました。
「この春の中盤に」これを「この春の盛りに」に訂正です。

Bメロを全体的に変更しています。
「桜が色づく 君と喧嘩する」を「桜吹雪のように 君と喧嘩する」に変更。
「この春の終盤に」を「この春の終わりに」に変更。
「枯れかけの桜のように」を「既に桜は潔く散っている」に変更です。

変更後のBメロは、以下のようになります。
「桜吹雪のように 君と喧嘩する」
「この春の終わりに」
「言いたいことも言えなくなった」
「既に桜は潔く散っている」

次に歌詞が出来たので、これに作曲して下さい、と課題を与えました。

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これを見て音楽を知っている者には明らかですが、chatGPTと融合した新しいBingには音楽の作曲に対する専門知識はゼロに近いことが分かります。

chatGPT本体でも同じことを経験しています。
音楽の学問的知識はゼロに近いことが分かります。

作詞に関しては、なかなか使えるAIです。
最後に、著作権の問題について質問しました。

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著作権についてはchatGPTやBingにはなく、命令を出して結果を受け取った者の作として問題ないとの回答です。
ただし、新しいBingの作であることは内緒にして欲しいとのことでした。
著作権は主張しないということで、こういう状況で制作した詞を自分の作として発表しても何ら問題はないということになります。

今後の作詞や小説の制作など、chatGPTや新しいBingで制作したものが、一般に知られないうちに多く出て来るかもしれません。
AIに制作させて、自分の作として発表する人はきっといることでしょう!

時代は動いています。
これがAIの一面の真実でもあります!

今日も愚直に窓辺の緑!(爆)

今日も窓辺の緑を撮影しています!
毎日、撮影するところに意義があります。
大した意義ではありませんが、あの日あの時の窓辺はどうだったかな?という回想を記録が叶えてくれます。

もう十数年、この窓辺を撮り続けています。
春夏秋冬季節の移ろいに趣があり、日本の心を感じることができます。
そして古からの花鳥風月に裏付けされた日本人の心を感じ取ることが出来るのです!(笑)

今日は曇の一日でした。
幸い雨にはなっていませんが、明日は西からの雲が雨を降らせるかもしれません。

<北側窓辺:8MP 望遠光学3倍ズーム78mm f2.4 撮影後システムで9MPに拡大>
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<西側窓辺:8MP 望遠光学3倍ズーム78mm f2.4 撮影後システムで9MPに拡大>
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<西側窓辺:108MP 広角24mm f1.9 ウルトラピクセル9MPで撮影>
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<西側窓辺:16MP 超広角17mm f2.2 撮影後システムで9MPに縮小>
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<南側窓辺:108MP 広角24mm f1.9 ウルトラピクセル9MPで撮影>
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<南側窓辺:16MP 超広角17mm f2.2 撮影後システムで9MPに縮小>
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<望遠光学3倍ズーム 78mm f2.4 撮影後システムで9MPに拡大>
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すっかり緑で覆われました。
一年の中で最も緑の美しい季節です。

庭にはベニカナメの赤とテッセンの紫が彩を添えています。
庭に降りて撮影すれば良いのですが、周りの目があるので着替えないとダメで、面倒くさいので窓辺から望遠で撮影しています。
ちょっと遠くて無理がある映像です!(爆)

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まあ、雰囲気は感じ取っていただけるでしょう!

爽やかな5月の空気感で溢れた日でした!

5月の清々しさを感じる一日でした。
朝夕のローカル模様を撮影しています。

<motorola edge20 望遠光学3倍ズーム 78mm f2.4 06:30外で撮影>
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<バスの窓越しに撮影>
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<motorola edge20 望遠光学3倍ズーム 78mm f2.4 17:15に外で撮影>
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<motorola edge20 望遠光学3倍ズーム 78mm f2.4 北側窓から18:00撮影>
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<西側窓から撮影>
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<motorola edge20 108MP 広角 24mm f1.9 ウルトラピクセル9MP 南側窓から18:10撮影>
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<motorola edge20 16MP 超広角 17mm f2.2 南側窓から18:10撮影:撮影後デジタル処理で9MPに縮小>
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<motorola edge20 望遠光学3倍ズーム 78mm f2.4 18:10撮影:撮影後デジタル処理で9MPに拡大>
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緑はフサフサになって来ました!
まだ新芽色の黄緑です。
梅雨が過ぎれば色が緑に変わるでしょう!

5月の夕暮れ時のローカル模様です。

日本はアメリカの属国=アメリカ大使館の言うなり=

日本はアメリカの信託統治領で、いわば属国です。
51番目の州とも言えるでしょう。

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これに異を唱えるには相当の苦労をして、それに反する証拠集めをしなければなりませんが、悉く失敗するに決まっているのです。

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昭和20年8月15日に事実上の終戦を迎え、その後GHQにより占領支配され、WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)により徹底した日本を日本たら占める伝統文化の破壊を目指した政策が実施され、昭和27年、1952年まで続けられます。
それは敗戦後78年経過した今を見れば、その成功は明らかで、未だに日本は、その頸木から脱却できず、日本の首相は、アメリカの言いなりに動き、日本政府はアメリカの傀儡政権に他ならないという結論に達するのです。
その事実は、自民党の中でも腫れ物に触れるように扱われ、国民にはひた隠しにされ、結果として日本弱体化の事実だけが顕著に現れ、日本国民の不利益は計り知れないものとなるのです。

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アメリカ大使館の傍若無人ぶりは目を覆うばかりで、エマニュエル大使が中心になり、LGBTQを法制化し、Tのトランスジェンダーにおいて、性自認を法律で認めようと躍起になっています。
もともと日本には古くからLGBTQに対する差別などは存在せず、大らかな国柄です。
敢えてLGBTQを法律で律するようなことをすると、秘め事が表の世界に出てきてしまい生き難い世の中になってしまいそうです。
Tにおいては、これまでは性同一性障害という病名が与えられていましたが、そもそもそういうことが差別であり、自身で肉体的性、即ち性器によって男女が明らかにされることではなく、肉体的な性別を否定し「私は女である」「私は男である」と自認することで性を決定することを法律で正当化するものです。
端的には肉体は男でも、「私は女である」との主張が認められてしまうのが性自認を法律で認めるということなのです。
このことは「女風呂」「女子トイレ」などの女性の権利を失わせる危険性を秘めています。
Tが内在する性自認について法律で律しようとすれば、女性にとっては非常に生き難いことになってしまうのです。
男性器のまま女風呂や女性トイレに入っても、「私は女である」と主張されれば何のお咎めも受けることは無くなってしまうでしょう。

こうして日本文化が破壊されて行くのです!

韓国に対する俗にいうホワイト国への復帰も、戦闘行為としての自衛隊機に対するレーダー照射問題、徴用工問題、慰安婦問題等々、何の謝罪もないまま、アメリカに言われるがままに内政干渉を許す、日本政府の対応そのものがアメリカの属国であることを如実に示しているのです。

日本国には、イデオロギー的に言えば、親米保守か反米左翼の二種類しかありません。
これこそがWGIPによって日本弱体化のために意識的に創られた二大勢力と言えるでしょう!
日本国に安住しながら反日を叫ぶ輩が反米左翼の正体です。
そして親米保守が続く限り、日本は真の主権国家とは成り得ないのです。

憲法9条と安保条約が日本を主権国家から遠ざけています!
これがアメリカの属国である証拠となっているのです。

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日本人は目覚めなければなりません。
先の第二次世界大戦で日本は300万人の同胞を失いました。

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日本の主要都市に対する無差別焼夷弾爆撃や二発の原爆投下は、アメリカの日本の民間人に対する戦争犯罪です。
縦横斜めから透かしてみても、どういう方向から検討しても間違いなくアメリカの日本民族に対する戦争犯罪です。

アメリカは日本にだけは核兵器を持たせない、という強い意識があると言います。
それはこの消すことのできない戦争犯罪があるからだと容易に想像できます。

これらは、日本の主権が侵される度に強く、強く意識せざるを得ないことです。
私が生きているうちに真の主権国家としての日本が復活することを願って止みません!

汗ばむ日でした!

日中の最高気温は22℃で、良い天気だったので何もしなくても汗ばむ日でした!

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明日も同じような天気になりそうです。

朝夕のローカルを撮影しています。

<朝06:30頃の泉ヶ岳>
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<夕方17:30頃のローカルと窓辺>
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いつものように帰って直に入浴し、晩酌です。

その後は、しばし体が動かなくなるので転寝!(爆)
それから目が覚めて......!(笑)

01:00過ぎのネットスピード!

715

下り700Mbpsを超えています!
これだけ出れば文句はありませんね。

ゴールデンタイム=19:00〜23:00=頃までは500Mbps台が殆どです。
これでもネット上で行うどんな作業も支障なく出来るレベルです。

IPv6=IPoE方式が当たり前になったネットスピードです。
PPPOE方式よりはずっと速くなりました。
良い傾向ではありますね!

<測定環境等>

光回線:ドコモ光(フレッツ光ネクストファミリーギガラインタイプ ベストエフォート1Gbpsと同等)

ISP:かもめインターネット

通信種別:V6プラスIPoE方式

VNE(Virtual Network Enabler):JPNE(日本ネットワークイネイブラー株式会社=Japan Network Enabler Corporation=)

VNEサーバー:KDDI(〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇.〇〇.enabler.ne.jp)

計測サイト:Ookla speedtest (ソフト:Ookla speedtest for Windows)

無線ルーター:BUFFALO WSR-3200AX4S-BK AX3200

<有線>PC側NIC:Realtek Gaming 2.5GbE Family Controller

CPU:i5-12600K (Pコア×6,Eコア×4:10コア16スレッド)

メモリー:DDR4 PC4-2400 24GB

SSD:M.2 NVMe 2080 512GB

寒かった!

今日はかなり寒く感じました!
最高気温は13℃までしか上がらなかったようです。
最低気温は5℃で、真冬並みです。

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明日は18℃まで上がりそうです。
この程度の最高気温がないと寒く感じます。

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今週は比較的暖かく推移しそうです。
シニアには何よりですね!(爆)

外でも仕事をしたのですが、真冬の防寒具を着ていました!(笑)
雨がときおりポツポツと落ちて来て、冷たい雨になりました。

これで例年の気候に戻っただけと言いますが、もうちょっと暖かいのでは、と思ってしまいます。
明日は何とか凌げそうなので良かった!

新しいBingに作詞をさせてみました!

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上記のように作詞させてみました!
様にはなっていますね!(笑)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

<Aメロ1>

桜が咲く頃に 君と出会ったね
笑顔が眩しかった あの日のこと覚えてるかな
桜が散る頃に 君と別れたね
愛が止まらなかった
あの日のこと 忘れられないよ

<サビ>

桜は潔く散るけど 君はそうじゃないね
いつまでも引きずってる
さよならも言えないで 
桜は潔く散っても また来年咲くから
でも君との思い出は 二度と戻らないのに

<Aメロ2>

桜が咲く頃に 君から連絡が来たね
久しぶりに会いたいと言って
どうして今さらなのかな
桜が散る頃に 君と再会したね
変わらない笑顔に惑わされて
あの日のこと思い出したよ

<サビ>

桜は潔く散るけど 君はそうじゃないね
いつまでも引きずってる
さよならも言えないで 
桜は潔く散っても また来年咲くから
でも君との思い出は 二度と戻らないのに

<Bメロ>

桜は潔く散るから 美しいと言われる
でも君は潔くないから 嫌われるのが怖いの?
桜は潔く散るから 愛されるんだよ
でも君は潔くないから 愛することもできないの?

<サビ>

桜は潔く散るけど 君はそうじゃないね
いつまでも引きずってる
さよならも言えないで 
桜は潔く散っても また来年咲くから
でも君との思い出は 二度と戻らないのに

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

このような構成の詞になります。
後は、この構成に基づいて作曲するだけです。
あれこれどうしようかなと考えているよりは、ずっと作曲しやすくなります!

chatGPTにしても、このBingにしてもツボに嵌った命令なり質問をすれば快適に自分の思うように回答してくれます。
活かすも殺すも使う人その人に掛かっていると言って過言ではありません。

AI側にそぐわない質問を繰り返すと回答を止めてしまいます。
これも、情報の入手方法は、人間がインプットしているので仕方ないことのようにも思います。

如何に使いこなすかに尽力しましょう!

AIを取り入れた新しいBing!

新しいBingがお目見えしています。
様々なニュース記事では、chatGPTとの融合を試みているようです。

既に新しいBingとして提供されてはいますが、このBingにそのことを質問するとchatGPTとは融合していませんと回答します。

ちょっと困らせるような質問を続けると、会話を拒否されてしまいます。
これこそ困ったAIです!(笑)

使ってみた画面を紹介します!

BING1

BING2

BING3

BING4

形勢が悪くなると逃げに入ります!(笑)
急に英文になってしまいました。
これを訳すと以下になります。

<申し訳ありませんが、この会話を続けたくありません。私はまだ勉強中ですので、ご理解とご協力をお願いします!>

このように逃げてしまうのです。
違う質問でもこんな調子です!
そのときは日本語で、”この会話を終わりにして新しい話題にしましょう” みたいなことを言います。

まだAIとしては不完全ですね!

chatGPTにさせたように作詞をさせてみたいと思います。
結果はお楽しみに!

連休も明日で終わり!

休みは心理的に速く過ぎます!
5日間の休みでしたが、明日で終了です。
楽しみにしていたことは速く過ぎてしまいます!(爆)
如何に人間が心で生きているかが分かる事象です!

まあ、心があるから人間とも言えるのですが!

今日は一日中、比較的厚い雲で覆われていました。
しかし、予報のような雨は降っていません。
天気予報の難しさが如実に表れています。
連休の天気予報で行動を決めた人も多くいることでしょう!
天気予報は、AIが回答を出してくれるようには行かないのです!(笑)

今日もいつものように窓辺を撮影しています。
何度も言いますが、毎日撮影するところに意義があります。
ブログにお出でいただいた方には、また窓辺の写真か!(爆)と怒られそうですが、毎日撮影するところに意義を見出しています。

<北側窓辺>
<motorola edge20 8MP 望遠光学3倍ズーム 78mm f2.4 デジタル処理で12MPで撮影:撮影時間17:30>
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<西側窓辺:窓を開けずに窓越しに撮影>
<motorola edge20 8MP 望遠光学3倍ズーム 78mm f2.4 デジタル処理で12MPで撮影:撮影時間17:30>
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<motorola edge20 108MP 広角 24mm f1.9画像サイズ16:9 9MPで撮影:窓越しに撮影>
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<motorola edge20 16MP 超広角 24mm f2.2 9MPで撮影:窓越しに撮影>
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<motorola edge20 108MP 広角 24mm f1.9 ウルトラピクセル9MPで撮影 画像サイズ16:9>
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<motorola edge20 16MP 超広角 17mm f2.2 デジタル処理で9MPで撮影 画像サイズ16:9>
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<motorola edge20 8MP 望遠光学3倍ズーム f2.4 画像サイズ16:9デジタル処理9MPで撮影>
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明日は25℃まで上がりそうです。
夏日ですね!
”曇り” で雨は降らない予報です。
まあ、あてにはならない天気予報です!(笑)

連休2日目のローカル風景!

昨日の模様ですが、朝09:00過ぎに散歩に出ました。
朝は良い天気で清々しい5月の午前中です!

山は綺麗に見えています。
奥の少し内陸に位置する山々には冠雪が若干残っています。
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ハナミズキが目を愉しませてくれます!

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つつじが今が盛りと咲いています。

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14:00頃までは殆ど雲はありません。
14:10過ぎに窓辺をいつものように撮影しています。
画面比率を4:3、画素数を1200万画素にして撮影しました。

<北側窓辺>
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西側窓を開けずに窓越しに撮影しています。
硝子の反射が映り込んでいます。

<西側窓辺>
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<南側の窓辺>

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夕方17:45頃に再度撮影しています。

<北側窓辺>
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北西方向はすっかり夕暮れの雰囲気です!

<南側窓辺>
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南側は17:45過ぎでもまだ十分明るく日中と同じような感じです。
日も長くなりました!

15:40過ぎにも撮影していますが、この時には雲が出ていました。
太陽の周りに薄っすらですがハロが出ています。
太陽の右側に半円で出ています。

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今日は連休3日目です。
薄曇りですが空全体を覆っています。

午後の散歩にはちょうど良い感じです。
昼食後に散歩に出ようと思います!

我が家の人生訓!

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哲学にゾルレンという人間の自然的必然=当為と言えるものがあります。
chatGPTと結合したマクロソフトのBingにゾルレンについて解説させてみました。
以下のような回答です!

人間の自然的必然=当為=ゾルレンについて解説します。

ゾルレンとは、ドイツ語で「すべき」という意味の助動詞です。哲学では、現にあること(実在)や必然的であることに対して、道徳的に、あるいは広く実践的に、かくあるべきこと、または、かくなすべきことを指します。その実現が要求されていることを当為と呼びます。

自然的必然とは、自然界において因果法則に従って起こることをいいます。例えば、火は熱く、水は冷たいというようなことです。自然的必然は、「そうあらざるをえない」ことであり、「そうである」ことです。

人間の自然的必然とは、人間が生まれながらに持っている性質や欲求をいいます。例えば、人間は食べたり寝たりする必要があるというようなことです。人間の自然的必然も、「そうあらざるをえない」ことであり、「そうである」ことです。

しかし、人間は自然的必然だけではなく、当為も持っています。当為は、「そうあらざるをえない」ことではなく、「そうあるべき」ことであり、「そうすべき」ことです。

例えば、人間は他人を殺してはいけないという当為を持っています。これは自然的必然ではありません。なぜなら、他人を殺すことが可能であり、実際に殺す人もいるからです。しかし、他人を殺すことは道徳的に正しくなく、社会的に許されないからです。

したがって、人間の自然的必然=当為=ゾルレンというのは、人間が自分の性質や欲求だけではなく、道徳や社会の規範に従って行動するべきであるという考え方です。


このような回答を導き出しています。
人間には様々な欲があり、それは道徳的には容認できるようなことではありません。
それを如何に抑えて行動するかに人間の価値が生まれます。
分かってはいるがなかなか行動に現わせないことが殆どです。
そういうことが一般的な人間の在り様なので、人生訓が生まれます!

我が家の人生訓があります。
私が考えたことではありません。
家内が考えて、いつも見えるところ=トイレの壁=に貼ってあります!
毎朝、それを見るにつけ、自分の不甲斐なさを思い知るのです!(爆)

<我が家の人生訓四箇条>

一.  人に愛される人

二.人に褒められる人

三.人に役に立つ人

四.人に必要とされる人

単純な内容ですが、こうなるように行動せよ!ということです。
これがなかなか出来ることではありません。

私は毎日、この四箇条全て✖なのです!(爆)

家内はというといつも全て花〇です!
小さいころからこの四箇条を念頭に行動してきたと言いますから驚きです!
毎日、我が家から2km圏内円周のゴミ拾いをしています。
これだけでも二〜四までは花〇です。
その他、諸々様々なことを実践しています。
夫としていつも頭が下がります。
人に愛される人でもあります。
病院に入院したこともありますが、隣のベッドの患者さんから金一封をいただいたこともあります!
行動や言動に嫌みがなく誰からも愛される性格です!
私とは真逆なのです!(爆)

今日もトイレで我が家の人生訓を見て苦笑いです!

日本国憲法施行から76年!=未だに一字一句変えられない稀有な国=

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今日は昭和21年(1946)11月3日に公布され、翌年の昭和22年(1947)5月3日に施行されてから76年目の憲法記念日です!

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この憲法は世界的に稀に見る平和憲法で、第9条において、戦争を放棄し、他国に対するいかなる戦力もこれを保持しないという裸の王様のような憲法となっており、未来永劫アメリカの属国たら占める憲法に他なりません!

敗戦と同時に日本はGHQに占領され、独立国家としての体を失い、昭和26年(1951)9月8日にサンフランシスコ平和条約を連合国側48ヶ国と締結し、昭和27年(1952)4月28日に発効し、日本の第二次世界大戦の戦後処理は完全に終結することになります。

そしてGHQから解放され、独立を回復したことになりますが、実際は戦争放棄、他国に対しては一切の戦力を保持しないことを謳った、稀に見る平和憲法が残り、結果として、現在に至るまでアメリカの属国から抜け出せない状態が続いているのです!

これで良い筈はありません。
独立国として未来永劫羽ばたけない状態は、即刻解消しなければなりません。
一にも二にも憲法9条は改正するか、或いはGHQが約1週間で起草した、独立国としては成り立たず、軍事強国の属国でしか生きられない惨めな国の証である、日本国憲法を最初から日本人の手になる新憲法に起草し直すかしなければなりません!

それが日本が日本らしく生き続ける唯一の方策なのです。

日米安保条約は、紙の上での条約に過ぎないと思っています。
”いざ” というときに、日本のためにアメリカの若者の血を流すとは思えません。
増してや、核に至っては、日本のために自国に核を落とされても仕方ないと、日本に落とされた核の報復として他の核保有国に核を使用するなどは到底考えられないことです!

このような嘘で成り立っているのが、今の政治であり、平和憲法と崇められる日本国憲法の正体なのです!

最近のYOUTUBEを見ていると、日本に気軽に住んでいる他国子女のYOUTUBERが目立ちます。
日本は平和で安全で食も素晴らしく、日本人そのものが優しく、そして何ものにも代えがたい自由があることが素晴らしいのだそうです!

しかし、その日本の素晴らしさの根底には、深く傷ついた日本人の心があるということを忘れてはなりません。
他国によって制定された憲法の元、日本国という国の国体が危うくなっています!
日本国に培われた民族としての伝統・文化は、日本に10年、20年住んだからといって日本民族のDNAを持たない外国人には、簡単に理解できるものではありません!

日本の国籍を与えることには厳しさに厳しさを重ねて、日本のために何が出来るのかを問うて当然と思います!

日本国憲法施行から76年目、どうしてこの憲法を変えることが出来ないのだろうと、いつもに増して考えさせられる今日の憲法記念日です!

明日から5日間の連休です!

5/1と5/2は会社に出ましたが、明日から5日間は連休になります!
のんびりと過ごしたいと思いますが、何をするというような予定はありません!(爆)

いつものローカルの風景を窓越しに見ながらスマホカメラでパチリすることは忘れません!(笑)

<2階北側窓から北西方向にカメラを向ける>

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18:15過ぎの夕焼けです!
山はシルエットになりました。

<1階西側窓からの撮影:窓は開けずに窓越しに撮影>
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<南側窓辺>
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朝も撮影しています。
今朝の06:30頃の映像です。
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毎日、撮り続けることに意義があります。
愚直にやって行きます!(爆)

今日も無事帰ってきたローカルの夕暮れ!

5月1日です!
4月29日にゴールデンウイークには突入していて、今日と明日は休暇にしている方が多いことと思います!
私は今日も明日も仕事です!(爆)

今日も朝06:30に家を出て、泉ヶ岳をパチリ!
朝は晴れていましたが、夕方には雲が多くなっています。

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ローカルに帰って来ました。
17:10過ぎですが、雲が多く地平線だけ雲が切れているところがあり、そこから夕焼けが漏れている感じです!

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雲の切れ間からの夕焼けが神秘的です!
毎日見ている山の地平線ですが、毎日景色が違っています。
自然の造形美ほど美しいものはありません!

これから風呂に入って晩酌です!
昨日、家内が摘んできたワラビを酒の ”あて"にいただきます。

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楽しみ楽しみ!

こういう何気ない一日の有り様が、生きていることを実感させます!
それを人は幸せと定義します!

夕暮れ時に帰還!

今日は、夕暮れ時に帰って来ました!
ちょうど太陽が山裾に沈むところでした。

空いっぱいの夕焼けがとても綺麗な日没です!

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自然環境の良さに感謝です!
今日もありふれた一日が過ぎて行きます。
そのありふれた一日の中に感動があります!

久しぶりの地下鉄!

今日の帰りは久しぶりに地下鉄を利用して用事を済ませて来ました!

もう滅多に地下鉄を使っていません。
今日は、いつもは下りに乗るので、そのノリで躊躇なく乗ってしまいましたが、逆の上りに乗らなければならなかった!(爆)
仙台の次の駅、広瀬通で降りて逆戻りになりました!
歳が歳だけに大ボケをかましてしまいました!(爆)

ちょっとだけ駅の路線周りを撮影しましたが、壁のタイルが真っ黒けです。
そろそろ化粧をし直しても良さそうなものですね!

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私が毎日使っていた頃は、この安全柵はありませんでした。
事故防止には非常に有益な安全柵です!

こういうところからも、つくづく街は生き物だと実感します!

久しぶりにチャイコフスキーのシンフォニー!

クラシックで私が一番好きな作曲家はチャイコフスキーです!
重圧な交響曲であっても美しい繊細なメロディーが必ず現れます。
スケールの大きな楽曲が殆どです。

彼の交響曲で一番好きなのは第4番へ短調作品36です!
その次に好きな交響曲が今夜のこの第5番ホ短調作品64です。

直に頭に残る誰もが一度は聞いたことのある主題のメリディー、ターンタタ ターンタタタンタン、これが第4楽章に花開きファンファーレのようなフィナーレを迎えます!

私の定番としてカラヤン指揮、ベルリンフィルハーモニーの1965年の音源を持っています!

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今夜は、小林研一郎指揮、新日本フィルハーモニー交響楽団の2008年の音源です。
これが素晴らしい演奏です。

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一音一音大切にする演奏とはこういう演奏を言います!
情感あふれる素晴らしい演奏になっています。
感動しました!

皆さんも是非お聴き下さい!

今日は快晴!

昨日の雨も何のその、今日は快晴になりました!
最高気温は19℃、最低気温は7℃で、朝は寒さを感じる気温でしたが、日中は暖かな日となりました。

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朝の通勤時にいつものポイントで撮影しています。
06:30頃の風景です。

今日は1週間に一度の仙台駅前の日です。

いつものように北側から仙台駅に向かいます。

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100m級の高層ビルが迎えてくれます。

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二十人町、鉄砲町を経て榴岡(ツツジガオカ)に通じる昔の城下町の名前だけが残り、近代化された道路が続いています!

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駅と反対の北側にスマホを向けました。
超広角で撮影しているので、100mを超えるビルが小さく見えます。

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飲食店街を通って間もなく駅です。

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駅に連なる仙台パルコ!

駅からバスに乗り、ローカルに帰って来ました。
17:45過ぎの夕方の窓辺です。

<108MP 広角24mm f1.9 ウルトラピクセル9MP> 
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<16MP 超広角17mm f2.2 9MPで撮影>
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<8MP 望遠光学3倍ズーム 78mm f2.4>
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明日は23℃まで上がるようです。
汗ばむ日になりそうです!
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