コスモス

2018年10月13日

ボイジャー2号が太陽圏外へ!

Voyager


1977年に打ち上げられたボイジャー2号が太陽圏外の星間宇宙に出ようとしています。
既にボイジャー1号は2012年に星間空間に出て孤独な旅をしています。

両号とも惑星探査が目的でした。
1号は木星・土星、そして土星の衛星タイタンを詳しく探査し、様々な発見をしました。
木星の衛星イオの火山活動を捉えた映像には興奮したものです!

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ボイジャーは、175年ごとに訪れる惑星直列、木星・土星・天王星・海王星が幅はありますが、軌道的にすべて探査可能になる時を利用して打ち上げられました。

1号は土星のタイタン探査のため軌道を外れ、目的を果たし、一足先に太陽系の果てに向かいました。

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2号は、土星探査の後に、天王星・海王星に向かい、人類が送った探査機では唯一この二つの惑星に到達した探査機になりました。

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Uranus


Neptune


NASAの発表では、現在のボイジャー2号は、地球から177憶キロ、太陽と地球の距離1.5億キロ(1AU)の118倍の距離(118AU)にあるとのことです。
太陽との相対速度は、約15.5km/sです。

因みにボイジャー1号は約2年前の2016年12月29日現在、太陽から約205億2500万km(137.201AU)の距離にあり、速度は太陽との相対速度で17.015km/s(3.589AU/年)で、ボイジャー2号より約10%速いとのことです。
太陽からは離れれば離れる程、太陽の及ぼす重力が小さくなり、その結果として速度は速まります!

人類が作り上げた人工物では最も早く飛んでいますが、もし4光年離れたケンタウルス座α星まで飛んだとしても約8万年かかる勘定です!
太陽系を球殻状に取り巻いていると考えられる仮想的な天体群オールトの雲までは約6万1000年かかり、狼星シリウスから約4光年の地点を約29万8000年後に通過するとのことです!
宇宙は壮大なり、ですね!(笑)

コスモスを著した故カールセーガン博士が関わって実現したボイジャーの惑星探査です。
イオの火山活動を見つめる博士の笑顔が印象に残っています。

私も息をのんで木星や土星の別世界の映像をTVに噛り付いて見たことをまざまざと思い出します!
1969年に月の大地に人類が降り立ってから以降の宇宙(惑星)探査の目に見える偉業をボイジャーは成し遂げました!

当初はボイジャーに積んでいる原子力電池の寿命は2025年までと言われていましたが、NASAの新しい発表では2030年くらいまでは節電をしながら持ちそうとのことです。

電波の送受信にかかる時間は、約200億キロ離れたボイジャー1号で19時間20分51秒です!
光速でもそれだけの時間がかかります。

現在のボイジャーのミッションは、星間粒子の観測です。
殆どが空虚な空間の宇宙にどんな物質が飛び交っているのかを調べています。

ボイジャーにはゴールドのレコードが搭載されています。
世界各国の挨拶、モーツアルトなどの音楽、果たしてそれを聴く宇宙人はいるのか?
ロマンが広がります!

kenhappy1 at 14:20|PermalinkComments(0)