芸術

2018年07月23日

東京裁判=NHK、カナダ、オランダ共同制作ドラマ=

Netflixでドラマ「東京裁判」を見ました。

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映画では何度か見ています。
監督:小林正樹、ナレーター:佐藤慶
実に4時間37分のドキュメンタリー映画です!

この映画では、裁判に忠実でストレートな内容なので、その舞台裏までは把握できません。

今回見た日本、オランダ、カナダの共同制作のドラマでは、東京裁判の舞台裏がよく分かる内容で、史実を知るには貴重な内容になっています。
よく有りがちな、GHQかぶれしたような内容ではなく、史実に基づいて構成されており、裁く側の判事団がどういう状態であったのかが良く理解できました。

最初から有罪ありきの魔女狩りのような裁判であったことは否めません。

いわゆる平和に対する罪(A級)、人道に対する罪(C級)、通常の戦争犯罪(B級)、この三つの罪により裁こうとしたのが極東国際軍事裁判(東京裁判)ですが、実際に裁かれたのは、A級とB級での罪でした。

当初は、主に連合国側からアメリカ、オーストラリア、イギリス、フランス、オランダ、カナダ、ニュージーランド、そしてソ連、中華民国の9ヶ国の判事で構成されていました。
後にアジアからフィリピンとインドが加わり、11ヶ国の判事が裁くことになったのです。

裁判長はオーストラリアの連邦最高裁判所判事ウィリアム・ウェッブでした。
GHQマッカーサーが任命しました。

殆どの判事は、国際法を扱ったことのない判事でした。
判事間の軋轢が顕著に表れ、一時裁判長のウェッブが本国に召還される事態を生みます。
それは、あからさまな有罪ありきのイギリスのウィリアム・パトリック、カナダのエドワード・スチュワート・マクドゥガル、ニュージーランドのエリマ・ハーベー・ノースクロフトを中心とする保守派判事と、オランダのベルト・レーリンク、フランスのアンリー・ベルナール、インドのラダ・ビノード・パルの唱える「平和に対する罪」の無罪論との対立を上手く裁けないことへの保守派の憤りが原因でした。

インドのパルとオランダのレーリンク、フランスのベルナールは、平和に対する罪は、日本が戦争を始めたときには無かった法律で、その無かった法律という事後法で裁くことは出来ないとしての無罪主張でした!

これは至極当然の主張です。

しかし、結局は保守派の多数派工作が通り、保守派の書いた判決文がそのまま使われことになったのです。

どう見ても今後の見せしめとしての死刑が必要だった、という崇高に見えて、どうしようもない低俗な理由で7名もの尊い命が失われました!

オランダのレーリンク判事は、毎日、帝国ホテルから、市ヶ谷の旧陸軍士官学校講堂の裁判所に向かう途中に見る、連合軍が齎した悲惨な状況を目の当たりにして、平和に対する罪とは一体何なのだ、と葛藤したと言います!
被告に対しては、「彼らはそのほとんどが一流の人物でした」「海軍軍人や東條はとても頭が切れました」「一人として臆病ではなく、本当に立派な人たちでした」と評価しています。

インドのパル判事は、強硬に無罪を主張し、保守派を困らせました。

その少数意見は、法廷で読み上げられることもなく、記録としてだけ残ることになります。

東京裁判は、ナチスを裁いたニュルンベルグ裁判とは根本的に違っています。
敢えてそれに東京裁判を合わせようとしたところに間違いが生じました。
どうみても戦勝国が敗戦国を裁いたこじ付け裁判にしか見えません!
終戦間近に各都市を襲った焼夷弾の無差別爆撃や原爆投下は、明らかな「平和に対する罪」「人道に対する罪」です。
これほど犯した罪が分かりやすいものはないでしょう!

もし日本が勝っていても、別のどこかで同じような戦争犯罪人を裁いていたことでしょう。
結論的には、戦争に負けるということは、こういうことなのです!

東京裁判、GHQの占領によって、日本は徹底して自虐史観を植え付けられました。
なによりもこれが以後の日本の70年を決定づけたのです。

トランプ大統領の出現で、この日本に貼られた敗戦国のレッテルが剥がされました!
今や自由に羽ばたける日本になったのです!
自由に羽ばたくために手かせ足かせを外さなくてはなりません。
そのカギは既に与えられています。
後は、自ずから鍵穴にカギを差し込んで回さなければならないのです。

そのカギこそ憲法9条の改正なのです!
戦争から国を守るために、戦争をしない国とするために、是非とも必要な憲法9条の改正です!

kenhappy1 at 00:37|PermalinkComments(0)