79e612cc.jpgたまにではあるが、県図書館に行く。車で15分程度のところにあるのだ。レストラン付の大変大きな、また環境の良い、きれいな建物である。1階はビデオ、CD、レコードが置いてあり、それらを鑑賞できる機材完備の完全に閉じてはいないが2人掛けのボックスが並んでいる。そのボックスにいつも目をやるのだが、殆どがシニアの方々である。

デイサービス紛いになるが、図書館が本来の目的以外に貢献しているように見えて、何となく面白い現象に思える。この方々の安らかな居場所がきっと家にはないのだろうな、と想像してしまうのである。積極的に邪魔にしているわけではないと思うが、シニアの方が、きっと気を使って家を空け、この図書館で時間をつぶしているように思えてならないのだ。
冷暖房完備、水も飲めるし、食事はレストランを使えば、閉館までいても困らない。置いてあるビデオやCDは、シニアが懐かしく見たり聴いたりできる、例えば一昔前の時代劇であったり、美空ひばりのCDであったりするのだ。高齢化社会が図書館にも反映している。
因みにCD、レコードで一番多いのはクラシックである。
私は、クラシックのCDを借りてくる。2枚まで3週間は借りられる。本は5冊までである。クラシックは殆どそろっている。これはありがたいことだ。10代からクラシックが好きで、18歳くらいまで小遣いを貯めてレコードを買ったものである。かなりの枚数を持っているが、当時このような図書館とパソコンがあったなら、レコードを買うことなど必要なかったのに!(笑)今の若者は恵まれているなぁ、と本当はしてはいけないことを前提にして思った。
何のことはない、CD−Rに焼けば良いのである。あくまで自分が楽しむためのものであるとの条件がつく。
今のCDではないので、コピー防止機能は皆無である。いわば録り放題ということになる。
現在のパソコンはストレージ、大容量時代である。私の自宅のパソコンには4台合計400GBのハードディスクがある。ドライブはDVD+-R、RW、+R2層書込み対応、+-R×8倍速である。2時間の映画をDVDメディアに焼くのに7分程度である。某衛星放送の映画専門チャンネルを契約しているので、映画は毎日見ることができるし、ハードディスク録画してDVD化も容易である。たちまち個人のDVD映画コレクションができてしまう。DVDメディアは、通常の量販店で買うとまだまだ高く、4倍速(2時間の映画を焼くのに15分くらいかかる)10枚セットで1500〜2000円くらいである。2層対応(4時間の映画を焼ける)は1枚で1300円以上する。しかし、秋葉原直結店で買うと8倍速対応で相場によるが、1枚60〜90円で買えるのである。使用したが品質はまったく問題なかった。
このメディアを使って、映画をDVD化している。
今日はリサイクルショップに行ってみた。DVDも売っていた。私がDVD化したものが結構あったが、2000円から3000円だった。
CDにしろDVDにしろ、アーティストは大変だな、とつくづく思った。この思いは自分がやっていることと矛盾する。どうかお許しを!!