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ホーキング博士が亡くなって3年になります。
筋委縮性側索硬化症(ALS)を患っても凛として76歳まで生きたことは幸いでした。

そのホーキング博士が、生前にエイリアンのことを真剣に心配していたと知り、地球までやって来ることが出来るエイリアンが本当にいるのではないかと思うようになりました。

この悠久の宇宙において、地球の人類だけが知的生命体だと思うことの方が無理があります。
この宇宙には地球の人類と同じような知的生命体は、ありふれた存在だと思う方が理に適っているように思います。

しかし、それと地球外生命体が地球までやって来るのとは、またぜんぜん違った話になって来ます。
もし、エイリアンが地球までやって来られるとすると、エイリアンと地球人類とのテクノロジーの差は驚天動地の違いでしょう。

人類はまだお隣の惑星である火星にさえ、足を下ろしていません。
無人探査機を着陸させたのみです。

地球から最も近い恒星、ケンタウルス座の連星アルファA、Bまででも4.3光年あります。
光の速度で飛んで行っても4.3年掛かります。
こんな近くの星は希で、殆どは気が遠くなるような距離です。

我々は3次元の世界でしか物事を語れませんが、我々のテクノロジーでは、宇宙の星々の近くにも寄ることはできません。

もし地球まで来ることが出来るエイリアンがいたら、そのテクノロジーの違いは自ずと分かろうというものです。

中国が2016年に、貴州省平糖県に完成させた口径500mの世界トップの球体電波望遠鏡「中国天眼」があります。

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2018年に地球外生命探索のバックインデバイスがインストールされ試運転を開始、2019年に正式にエイリアンを探索すると発表しました。

これに対して生前にホーキング博士は「エイリアンは危険すぎる、人類がエイリアンとコンタクトを取ることは大惨事に繋がる可能性がある」とし、コンタクトをとらないように中国に警告しましたが、中国はこれを無視しました。

ホーキング博士は、「中国天眼」のような大規模な望遠鏡は、地球外生命体の発見に至りやすく、もしエイリアンが地球に到達した場合、人類は最悪を迎える可能性があるとし、中国にプロジェクトの中止を警告していました。

そして、「中国天眼」が最初の不審な宇宙信号を受信した際、ホーキング博士は「答えるな、答えるな、答えるな」と何度も中国に警告したと言います。

その後、中国の科学者は、太陽を電波増幅器として利用することで人類の信号を宇宙に広げることが出来る太陽の層構造を発見したと発表しました。

これに対してもホーキング博士は警告を発しましたが、中国は無視したままでした。
ホーキング博士は、地球外生命体は人類に悪影響を及ぼす可能性があり、必ずしも友好的ではなく、エイリアンが人類と接触する唯一の目的は、地球資源の略奪かもしれない、とメディアに語っていました。

またホーキング博士は、地球が宇宙に完全に露出すれば、エイリアンが本当に到達し、人類に対して何らかの行動を取り、大惨事を引き起こす可能性すらある。
その結果、コロンブスがアメリカ大陸に上陸したときのように、人類は昔のアメリカ原住民と同じ運命を辿るだろう、と強調しました。

これを初めて知って、ホーキング博士が、この21世紀の現代において、エイリアンが地球に来る可能性は十分にある、と確信しているように感じました。
これは私としてはかなりの驚きで、ショックと言って良いかも知れません。
宇宙における理論物理学では著名なホーキング博士の言動なので猶更です。

1970年代には、米コーネル大学のカール・セーガン博士が、惑星探査のボイジャーを計画し、2機のボイジャーを惑星に送り、それぞれの惑星の素晴らしい映像を提供してくれました。
そのカール・セーガン博士が推進したプロジェクトにSETI (Search for Extra Terrestrial Intelligence)
地球外知的生命体探査があります。
プエルトリコに建設した口径305mの球体電波望遠鏡で、地球外生命体を探査するのが目的でした。
この時には、現実にエイリアンとの接触を心配する人など皆無でした。
一つの夢としてのプロジェクトでした。

実際に地球外生命体とのコンタクトに成功する映画「コンタクト」は、このSETIが題材になったことは否めません。

しかし、時代が進み、今は実際にエイリアンとの遭遇が、現実のものとして懸念されていることを示しています!

ピラミッドやアスカの地上絵など当時の人知を超えた技術であることは否定できません。
そこにエイリアン、ETの存在があったのかもしれません。

果てさて、これがどのように進展していくのか?

いずれにしても心の準備だけはしておかなければなりません!