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8月も下旬に入りました!
今日は日本の原風景とも言える水田の傍で仕事をしました。

昔は、この田圃が住まいのすぐ傍にあったものです。
仙台駅から、そんなに離れていないところでも、10分も歩けば田圃でした!

小学生の私は生き物に興味があり、近くの田圃に出かけては、そこに生息する虫たちを捕って喜んでいました!

中でもカマキリは何十匹も捕まえて、カマキリどうしを喧嘩させて楽しんでいる幼き狂気がありました!(爆)

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田圃にいるカマキリは青色です。
黄土色の卵を孕んだタプタプの腹を引きづって、同じ田圃を塒にしているイナゴを捕まえては食らっていました!

今は触る気もしませんが、6歳から10歳頃までは、田圃に出かけては幼き狂気の殺生をしていました!
カマキリに化けて出られるかもしれません!(爆)

今日はじっくり稲穂を見てみました。
残念ながら一匹のカマキリも発見できませんでした。
イナゴはまったくいません!(爆)

私がシングルの頃は、田圃のあぜ道を歩くたびに、イナゴがピョンピョン跳ねたものです。
それが一匹もいません。
農薬を蒔いているのかもしれません。
この時期ですから、田圃に入ればカマキリやイナゴに遭遇するのは当たり前のことです。
それが一匹もお目に掛かれない!

ある面、農業の進歩なのかもしれません。
刈り取りまで、稲を食い荒らす害虫がいないことの証左です。

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しかし、風景は日本の原風景でも、そこに生息する生き物は既に日本の原風景ではなくなったことを意味します!
何故か寂しい気分になってしまいます。
半世紀前にはあったものが、今はない!

歳を取る寂しさは、こういうところにも現れているのです!
カマキリの発見できない田圃など余命幾ばくもないシニアには何の魅力もなくなっているのです!(爆)