無題 (640x438)


最近、よく聴いている歌に沢田聖子(サワダ ショウコ)さんの「親愛なる人へ」があります。
今日もずっと聴いています!

既に黄泉の国に旅立った村下孝蔵さんを偲んで彼女が作曲した歌です。
村下孝蔵その人を髣髴とさせる曲です。
歌詞には村下孝蔵その人の人となりがよく現れていて、聴く人の心を癒してくれる魅力があります。
作曲した沢田聖子さんの優しさも伝わってきて村下孝蔵さんを人間として愛していたことが伝わってくるのです!

私も歳を取ったのかもしれません。
誰かが人のために想いを込めて何かをしている姿を見ると、グッときて涙が込み上げてきます。
何かに感動するのに歳など関係ないという人が多いことでしょう。
しかし、残りの人生が見えてくると、今を生きるということに言い知れぬ不安を覚え、感動しながら聴いている歌に、心が切なさで悲鳴を上げてしまうのです!
なかなか説明しがたいことですが、感動が不安を超えることも不安が感動を超えることもなく、切なさが心を支配してしまう。
歳を取った証拠でしょう!

自分ができなかった「人のために何かをする=人のために生きる」ということに憧れを抱いて、心が悲鳴をあげているとも言えるでしょう!

幾つになっても、沢田聖子さんのこの歌の歌詞にあるように、「少年の心のまま大人になった人」と自分が重なって、人によって生かされている自分を感じて、唖然としてしまうのです!