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6月12日(日本時間10:00)トランプ米国大統領と金正恩朝鮮労働党委員長がシンガポールで対面し、首脳会談に臨みました!

家内曰く「二人ともチキンだね」!(笑)
言い得て痛快!(爆)

共同声明は結果的には何も決まっていません。
本丸の核については、朝鮮半島の非核化をする、と北朝鮮のこれまでの主張がそのまま共同声明に明記されたに過ぎません!
完全(Complete)かつ検証可能(Verifiable)で不可逆的(Irreversible)な廃棄/非核化(Dismantlement/Denuclearization)、いわゆるCVIDについては一言も明記されませんでした!

金正恩は、シンガポールの滞在先のホテル代も払っていませんし、北朝鮮からシンガポールまでやって来た航空機も中国機でした。
この会談に臨む費用も払えない弱小国、そして同胞を何人も殺した殺人者が、アメリカ大統領と対等に会談ができるのはどうしてか?
それは核を保有しているからです!
これがなかったら誰も相手にしないでしょう。
GDPは日本の300分の1、アメリカの500分の1です。

この北朝鮮が核を手放すとは到底思えません。

朝鮮半島の非核化は最終的には韓国駐留米陸軍の撤退を意味します。
朝鮮半島が徐々に赤色化、すなわち中国共産党に実質的に支配された、日本にとっては反日国が対馬で睨み合うことになってしまうのです!

トランプ大統領が北朝鮮に攻め込まず金正恩の体制を保証してしまった以上は、日本の危機は高まったと言えるのです。

日本の新聞の論調は米朝会談は失敗だったとするところが多いのですが、失敗なら憲法はこれで良いのか、反日国家の勢力がヒシヒシと日本に迫っている中で、憲法9条をこのままにしておいて良いのか?
と思うことはごくごく自然なことです!

国会は、こういう時を契機として憲法9条をしっかり議論し、戦力をすべて否定する憲法9条を改正しなければならないのです。

戦争をするためではなく戦争をしないために憲法9条の改正が必要なのです!

拉致問題で日朝会談を持たなければなりませんが、日本にはアメリカのように軍事力で金正恩を震え上がらせたような、実際には使わなくても有効な力を発揮する無形の威力がありません。
そんな日本に金正恩は鼻もひっかけないでしょう!

北朝鮮を陰で操る覇権主義国家中国の世界戦略を叩き潰さなければ21世紀半ばから22世紀にかけて、世界は人権が無視された中国共産党が支配する闇の世界になってしまいます!
それを破壊できるのは憲法9条を改正し、普通の国となった日本がアジアを守り抜くことが是非とも必要なのです!

今回の米朝会談は、世界の勢力地図が変わるかもしれない扉のノブに手が掛かってしまったことを意味しています。
まだ回してはいません。
開いてはいないのです!

ノブを回させないために、日本ができることを国会でしっかり論議して欲しいと切望します。

また、拉致問題については、実質的に北朝鮮に繁栄をもたらすのは、日本の援助金に他なりません!
韓国でも中国でもありません。
日本は胸を張って北朝鮮と交渉すれば良いのです!
金正恩が実を取るには、何としても日本の助けが必要なことは明らかなのですからね!