日本酒の発祥の地は奈良と言われています。

その奈良の地酒を親友が送ってくれました!
感謝、感謝です。

今回は、芳村酒造と中谷酒造の酒です。

<芳村酒造>
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<中谷酒造>
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芳村酒造は「僧坊の酒」、中谷酒造は「三日踊」です!

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「僧坊の酒」は、興福寺多門院で室町時代から書き綴られた「多門院日記」にある酒造りの記述を参考に復元した正に古の酒です。
何と精米歩合90%という普通の酒では考えられない米の精米率です。

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この画像のように大吟醸酒で39%、吟醸酒で55%の精米歩合になります。
酒は米を削って雑味を失くす方向で醸造するのが常道なのです。
この「僧坊の酒」は「多門院日記」に記載されたとおりに醸造した逸品です!
杜氏の遊び心があったことは間違いありませんが、出来が良ければ問題にもなりません!(笑)

「三日踊」は、通常の酒造りは、「添」「仲」「留」という3段階(三段仕込み)を踏んで徐々に醸造していきますが、「添」と「仲」の間に、通常なら設けない「踊」という待ちのワンステップを設けて、発酵するに任せる時間を通常なら1日のところを、2〜3日設けたのがこの「三日踊」になります。
通常ならやらない工程なので、やるには、掟破りをするような、しっかりした意志をもってやらなければなりません。
誰もやらないことに挑戦するのも新しいものを創作する杜氏の勇気でしょう!
評判は上々のようです。

今夜届きました!
実際に飲むのは明日になります。
どちらから飲むか?
酒となると心がウキウキしてきます!(爆)

飲んべは困ったものですね!(ははは)