b089c3c7


仙台駅に5分のところで仕事をしています。
主に交通誘導をしています。

工事の主流が外構になったので、歩道と道路を半分占有して外構工事をしています。
その状況下で安全を確保するのが仕事です。

何の権限もないのですが、警察官ならぬ交通整理紛いのこともしなければなりません!

仙台駅に通じる裏道なので、タクシーが頻繁に通ります。
交差点なので二方向からひっきりなしにやって来ます!

タクシーが来るたびに運転手が目に入ります。
その運転手に向かって”通っていいよ”と合図を送るのですが、なかなか素早い反応をしてくれません!
事故になったら、一義的には運転手の責任になるので、運転手が慎重になるのは当を得ています。

しかし、運転手を見ると、ほぼ100%に近い割合で、自分よりも年上と思える顔をしています。
手っ取り早く言えば、みんなお爺ちゃんなのです!
これには、ちょっとビックリしました。
来るタクシー来るタクシーすべてと言って良いほど自分よりも年上に見えるお爺ちゃんなのです!(驚)
ちょっと苦笑いしてしまうのですが、それで私の合図にも即応できないのかな?と思ってしまいます。

高齢化社会を実感できる一場面ではありますが、人を車に乗せて運転する仕事で、これで良いのかな、と心配になって来ます。
タクシー運転手の世代交代が上手く行っていない、ということが如実に分かるのです。

楽な仕事などというものはないのですが、その中でもタクシー運転手はきっとキツイ仕事には違いありません。
二種免許取得をセットにして運転手募集をしているチラシなどをよく目にします。
少しでも運転手に有利なようにという配慮でしょうが、運転手の高齢化問題がそうさせているということがよく分かりました。

前向きに見れば、高齢者が活躍している職種と見ることもできますが、運転という危険を伴うシビアな職種なので、そこに高齢者ばかりが集まるのも考え物かな、とも思います。

間違いなく高齢化社会が齎している難しい問題ですね!