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今日は72回目の終戦記念日です。
大東亜戦争をまったく意識したことのない世代が、きっと国民の半数以上になっているのではないかと想像します。

義務教育の12年間では、先の大東亜戦争について、悪いことをした日本軍部からアメリカを中心とする連合国が日本国民を開放し民主主義を齎した、みたいな連合国側に都合の良いことを教育の中で刷り込まれて成長していることでしょう!

これはまったくのダタラメです。
軍部の独走は間違いなくありましたが、それはどこの国の軍隊でも起こり得る程度のことです。

最も問題なのは、戦争はしないことを公約に大統領になったルーズベルトが、チャーチルの要請によってヨーロッパ戦線でドイツを倒すため戦争に加わることを決めますが、ただ参戦したのでは公約違反になってしまいます。
何とか日本を追い詰めてアメリカに戦争を仕掛けさせ、大見得を切って参戦したいと考えました。

日本は当時は、遅れて来た帝国主義国家でした。
当時は、世界の列強はすべて帝国主義です。
アジアの殆どはイギリス・オランダなど、どこかの列強の植民地でした。
日本だけはアジアの雄でした!

日本は中国に進出し、中国を手中に収めようと無理な戦争をしていました。
そんな日本をターゲットに、アメリカ・イギリスは日本包囲網を構築し、経済封鎖を実施します。
アメリカから油を止められた日本は死活問題です。
油がなければ何もできないのです。

追い詰められ大東亜共栄圏の名のもとに、欧米の植民地を日本中心の東亜諸民族により共存共栄を掲げ、アジア支配を正当化しようとしましたが上手く行きません。
仕方なく最終手段として、真珠湾奇襲に踏み切ったのです。

ルーズベルトにしてみれば「してやったり」です。
奇襲をいいことにリメンバーパールハーバーを掲げ、アメリカ国民を戦争に駆り立てるのです。

戦争は、悪で良いことなど一つもありません。
すべてはドロドロとして、混とんとした国益を守るためにあるのです。

積極的な戦争など誰も望みません。
しかし、やらざるを得ないこともあるのです。

日本は連合国、とりわけアメリカに利用されました。
ひとつはアメリカが参戦するために!
ひとつはアメリカ陸軍下にあった空軍を独立した空軍とするために、日本大空襲が実施されました。
これは明らかな戦争犯罪です。
東京では1日に10万人規模で焼夷弾によって民間人が焼死しました。
日本全国の主要都市が焼夷弾の無差別爆撃によって民間人とともに消滅しました。
ひとつは、原爆実験に利用されました。
これも明らかな戦争犯罪です。
何十万の広島・長崎の民間人が犠牲になったのです。

戦争終結後の歴史は、戦勝国が作るのです。
敗戦国は、戦勝国の引いたラインにそって歩かされたのです。

戦後72年が過ぎ、アメリカが壊れようとしています。
それに代わって中国が台頭しようと躍起になっています。

日本にとっては戦後の連合国の引いたラインから抜けて、新しい独自のラインを引くチャンスでもあるのです。
すっかり定着した自虐史観を改め、日本の日本たる所以をしっかり認識し、国旗・国歌に敬意を表し、愛国心を自然に持つことが大切です。
日本は、伝統と権威の天皇のもとに、神話も含みますが、2677年続いている、世界で最も歴史のある国なのです。
国のルーツを考えることは国民として自然なことでしょう!

この日本をより良い日本とするために何をなすべきなのか、72回目の終戦記念日に皆で考えてみましょう!