尖閣諸島では、中国船舶が領海侵犯をすることが当たり前になりつつあり、中国側から言わせれば、日本の漁船などが尖閣諸島に近づかないように監視しているのだ、ということになってしまっています。

senkaku


日本側が、武装した中国船舶に対して何もできない結果としての帰結に他なりません!

そして、対馬と沖の島の間を領海侵犯をしながら航行し、恰も尖閣は既に手にしたと言わんばかりの行動を取っているのです!

そんな流れの中で、日本の排他的経済水域EEZでは、今や北朝鮮船舶が不法に漁をしていることが当たり前になりつつあります。
それを受けて、水産庁の漁業取締船が警戒に当たっていますが、今月7日に、警戒中の水産庁漁業取締船に武装した北朝鮮船舶が銃口を向ける事件がありました。
水産庁の取締船は武装していません。
銃口を向けられて必死で逃げたというのが真実でしょう!

これが水産庁の漁業取締船ではなく、海上保安庁の警備艇なら良かったのか?或いは海上自衛隊の艦艇なら良かったのか?
北朝鮮の武装した船舶に対抗できたのか?

結論から言えば、水産庁の漁業取締船で良かったと言わざるを得ません!
何故なら、海上保安庁警備艇も海上自衛隊鑑定も結果として何もできないからです!
相手は北朝鮮の武装艇です。
憲法9条は、

<日本国民は、正義と秩序とを基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。>

このように規定しています!

国の交戦権は認めないのです。
故に、中国が尖閣諸島で横暴に振る舞おうと、北朝鮮が非武装の水産庁の取締船に銃口を向けようと、ましてやこれが海上自衛隊の武装した艦艇であっても、武装した中国船にも北朝鮮船にも何もできないのです!
何もできない武装した海上自衛隊なり海上保安庁の船舶が、そこにいなくてかえって良かったとしか言えません!

とても悲しいことです!
どうあっても、まず憲法9条を改正し、主権国家としての機能を回復させることが急務なのです!
戦争をするためにそうするのではありません!
そうすることによって、抑止力が生まれ、中国も北朝鮮も軽々に日本の主権を犯せなくなるのです!
ごくごく当たり前の理です!

憲法9条改正反対の国民の皆様も、ここをよくよく考えていただきたい!
自ずと答えは見えてくるでしょう!