2017年1月5日の結成10周年を区切りとして活動を休止しています。
彼らは、それを「放牧」と称していますが、実質的な解散とも思えます。

私は、人気で音楽を聴いたりはしません。
その歌を聴いて感動できるか、ただそれだけです。

ちょっとへそ曲がりですが、人気が沸騰しているときには、歌を聴かない方が多いのです。

「いきものがかり」もそんなグループのひとつでした。

彼らの楽曲には感動できます。
新鮮な音の響きです。

楽曲のすべては、リーダーの水野良樹氏の作詞作曲になるものです。

mizuno4001


彼の才能には脱帽です。

ストレートな表現の歌詞も素晴らしいし、時間的に長い楽曲が多いのですが、歌詞が自然にメロディーを奏で、歌詞の持つ感情をしっかり言葉として伝えてくれます。
ボーカルの吉岡聖恵さんの歌唱力が楽曲を支えているのは間違いありません。

YELL (640x300)


また聴きたいと思う楽曲が沢山あります。

YOUTUBEに殆ど公開されています。

じっくり聴いて、楽曲の持つ意味を考えています。

私の好きな楽曲を紹介します!


<YELL(エール)>
作詞作曲 水野良樹

「”わたしは”今 どこに在るの」と
踏みしめた足跡を 何度も見つめ返す
枯葉を抱き 秋めく窓辺に
かじかんだ指先で 夢を描いた

翼はあるのに 飛べずにいるんだ
ひとりになるのが 恐くて つらくて
優しいひだまりに 肩寄せる日々を
越えて 僕ら 孤独な夢へと歩く

サヨナラは悲しい言葉じゃない
それぞれの夢へと僕らを繋ぐ YELL
ともに過ごした日々を胸に抱いて
飛び立つよ 独りで 未来(つぎ)の 空へ

僕らはなぜ 答えを焦って 宛ての無い暗がりに
自己(じぶん)を探すのだろう
誰かをただ 想う涙も
真っ直ぐな 笑顔も ここに在るのに

”ほんとうの自分”を 誰かの台詞(ことば)で
繕うことに 逃れて 迷って
ありのままの弱さと 向き合う強さを つかみ
僕ら 初めて 明日へと 駆ける

サヨナラを誰かに告げるたびに
僕らまた変われる 強くなれるかな
たとえ違う空へ飛び立とうとも
途絶えはしない想いよ 今も胸に

永遠など無いと =気づいた時から=
笑い合ったあの日も =歌いあったあの日も=
強く =深く= 胸に 刻まれていく
だからこそあなたは =だからこそ僕らは=
他の誰でもない =誰にも負けない=
声を =挙げて= ”わたし”を 生きていくよと
約束したんだ ひとり ひとつ 道を 選んだ

サヨナラは悲しい言葉じゃない
それぞれの夢へと僕らを繋ぐ YELL
いつかまためぐり逢うそのときまで
忘れはしない誇りよ 友よ

僕らが分かち合う言葉がある
こころからこころへ 声を繋ぐ YELL
ともに過ごした日々を胸に抱いて
飛び立つよ 独りで 未来(つぎ)の 空へ