PCでゲームをやっているなどの理由で、ルーターのポート開放をしなければならない場合があります。

通常は、LAN内のIPアドレスは動的で、ルーターに機器が複数接続されている場合は、どのIPアドレスが割り当てられるかは分かりません。

もちろん接続後にpingコマンドなどを使って、今使っている自分のPCに割り当てられているIPアドレスは知ることができます。

しかし、ルーターへのポート開放は、LAN内のIPアドレスを指定して行われます。
PCを使うたびにLAN内のIPアドレスが変わったのでは意味がありません。

私のルーターには、5台の機器が接続されています。

こういう状態のときは、自分の使っているPCのLAN内IPアドレスを固定する必要があります。
そうすれば、開放されたポートとの整合性に不具合は生じません。

固定の方法は簡単です。

Windows10をお使いの方は、スタートボタン→設定→ネットワークとインターネット→ネットワークと共有センタ→イーサネット→プロパティー→インターネットプロトコルバージョン4 TCP/IPv4(を選択する)→プロパティー(同じ画面のプロパティーを選択)

次の画面で、LAN内のIPアドレスなどを設定していきます。

Windows7を使っている方は、コントロールパネルから操作していきます!

画面上の「次のIPアドレスを使う」にチェックを入れます。

IPアドレスにルーターのデフォルトゲートウェイの一番右端の1以外の2〜244の間で固定したい数字を入力します。

例えば、192.168.1.200

これは、自分の使うPCのLAN内IPアドレスを200にする場合です。
ドットの入力を忘れないようにしてください。
192.168.1この3つの数字はルーターによって異なるので、ルーターの説明書を読んで、決められた値を入れてください!

次はサブネットマスクです。
これは値が決まっています。

255.255.255.0 と入力してください!

次にデフォルトゲートウェイの入力です。
ルーターによって異なります。
説明書通りの値を入力してください。
最後は必ず1が入ります。
例えば、192.168.1.1 こんな感じです!

DNSサーバーに何を使うかを設定しなければなりません。
これもご加入のプロバイダによって決まっています。
優先がプライマリ、代替をセカンダリと言います。
ご加入のプロバイダを調べれば分かるはずです。
分からないということは無いとは思いますが、その時はパブリックDNSといって、公に使えるDNSもあります。
Googleのプライマリ8.8.8.8、セカンダリ8.8.4.4が有名です。
私も使ったことがありますが、普通に使えます。

henko


kyouyu


無題earthnetjpg


earthjyoutai


ipv4


kotei


便利にLAN内IPアドレスを固定して使ってください。