昨日のお昼のNHK第一ラジオのニュースで、中国資本のレノボが富士通のPC事業を傘下に収めることになった旨を報じました!

えっ、富士通お前もか、と残念に思っていたら、ネットニュースで、双方ともこれを否定しました!

富士通は、「当社が発表したものではない」との公式コメントを発表しています。

レノボも「当社から発表したものではなく、コメントはない」と否定しています。

NHKや日本経済新聞が報じたニュースですが、ニュースソースはどこだったのか、ちょっと人騒がせなニュースでした。

レノボは中国資本のコンピューター会社です。
11年前の2005年5月に、IBMパーソナルコンピューティング部門を買収し世界的なPC事業に乗り出しました。

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日本でも、2011年7月にNECと合弁会社を立ち上げ、NECの名前は残っていますが、実質はレノボが仕切るNECパーソナルコンピュータを設立し運営しています。

NECが民族資本から離れ、富士通までそうなったら、80年代に98やFM11に馴染んだ私としては、とても寂しい気持ちになってしまいます。

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PCがIBM互換になってからは、数年間はFMVのお世話にもなりました。
今でも、FMVのノートPCは家で2台使っています。

富士通は、PC事業を既に分社化しており、今後どのように運営していくかは検討中といいます。
選択肢の一つとして、レノボとの合弁もあり得るのでしょう。

私としては、ハッキリ言って一党独裁体制の中国資本との合弁によって日本の先端技術が中国に奪われることを懸念しています。

もうIBMのPC事業を10年以上まえに買収しているのだからPC関連で奪うものはないだろうと思いがちですが、PCも日々進化しています。
中国と組むのは得策ではないと信じます。

中国が好きになれないというのも大きな理由ではありますが!(爆)

NHKニュースが誤報でよかったと思っています!