たびたびニュースに登場している我が母校、千葉商科大学が、省エネ・創エネプロジェクト「打ち水で涼しく大作戦」を実施しています!

学内で消費する電力を自前で、というコンセプトから、千葉県野田市に2014年4月から2.45MWの千葉商科大学メガソーラー野田発電所(千葉県野田市)を稼働させているのです。

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2014年度の発電量実績は336万kWhで、学内電力消費量の約77%に相当しているといいます。

これを100%にし、エコキャンパスを目指すために、政策情報学部を中心に野田発電所の発電量と学内の消費量を差し引きゼロにするネット・ゼロ・エネルギー・キャンパス化を検討した結果、2015年度に「省エネ・創エネプロジェクト」を立ち上げることになりました。

そして、学内で作られた電力を学内で消費するエネルギーシステムの構築を進めるための事業化可能性調査を実施し、2016年度からはネット・ゼロ・エネルギー・キャンパス化をめざした活動を全学的に行っています。

その一環として、2016年7月4日から10日を「節電週間」に設定し、プロジェクトの学生たちによる提案で「クーラーの部屋に閉じこもっていないで、打ち水をして涼しく過ごすよう呼びかけよう」と、「打ち水で涼しく大作戦」を実施することになりました!

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期間中は、キャンパス近くの真間山弘法寺から柄杓と桶を借り、浴衣姿の学生有志が学内で打ち水を実施しピーアールをしています!

赤外線画像による効果の検証も行われ、節電意識についてのアンケートも行われます!

学内の節電プロジェクトを公共的に広めようということでしょう。


最大の目的は、学内の電力を自前で賄うというのですから、それはそれでけっこうなことですね!
もし、これで電気代がかなり安くなるなら、それを生徒の授業料軽減に役立てて欲しいものです!(笑)

野田のメガソーラーは、きっと学生諸君の授業料で建設したのでしょうからね!

一大学としてメガソーラーを運用するのは千葉商科大学が最初とのことです!

余れば売電することになります。

私が千葉商科大学の学生だった1972〜1976頃のキャンパスは、教室にはクーラーはありませんでした。
夏の暑い時期は、昼食を食べるのが苦痛でしたね!
暑いご飯を食べると汗が滝のように流れましたからね!(笑)

当時の電力消費量は、きっと今の半分もなかったのではないでしょうか?

今は、快適さが追及されていることでしょう。
教室にクーラーがなければ生徒も集まらないのかもしれません。

自然は自然のままに、が一番良いのではないかと思います。
そういう点では、「打ち水」は当を得ていると言えるでしょう!

粋なプロジェクトと言えるのではないでしょうか!