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今夜はナショナルジオグラフィクスでナチスのアウシュビッツの狂気の惨劇をドキュメンタリーで放送しています。
ゲルマン民族存続のためにユダヤを根絶やしにしようとしたナチスの狂気をありのままに記録映像として明らかにしています。
人間が犯す過ちと気軽に言えるような単純なものではありません。
よくもまぁ、こんな殺戮ができたものだな!とただただおぞましく思うのみです。

吉村達也を読み始めて既に数冊読み終えています。長編が多くて400ページ以上のものが多く、読みがいがあります。
現在進行形で読んでいるのは「ベストセラー殺人事件」です。
作家を昆虫採集のごとく採集して抹殺するという狂気を描いています。
ナショジオのナチスの惨劇と、この小説の人間を「採集」するというモチーフが妙に一致して、ナチスが現実のことであるので、小説の世界も現実に有り得そうでゾッと寒気がしました!
人間の成しうる業にはどうしようもないものも現実にあったということに底知れぬ人間の業の深さを感じてしまいます!
怖ろしや、怖ろしや・・・・・・!