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加藤和彦氏が亡くなりました。
鬱病による自殺とのことで残念でなりません。
1967の「帰って来た酔っ払い」には驚かされました。
当時はまだラジオで流れる音楽が主流だったように思います。
ラジオから流れる妙な声音に興味がそそられ、内容も笑えるもので、あっという間にヒットしました。
それが「フォーク・クルセダーズ」との出会いでした。
その後、「イムジン河」が出ますが、原曲は北朝鮮のもので、原曲の詞を忠実に訳詞したものではなかったことに朝鮮総連から著作権侵害との訴えを受け放送禁止になってしまった曰くつきの曲でした。
この「イムジン河」のコードを曲の最後から拾っていったのが「悲しくてやりきれない」と言われています。
60年代音楽の牽引役を果たしたのが加藤和彦氏と言っても過言ではないでしょう。
もう一人「森聖二」が亡くなりました。
ロスプリモスのリードボーカルです。1966に「ラブユー東京」が大ヒットを飛ばします。
哀愁をともなった印象的なメロディーが誰でもすぐに覚えて歌うことができた曲でした。
ともに60年代を象徴するようなアーティストが亡くなったことに寂しさを感じます。
60年代にブレイクしたアーティストの中で、私の印象に残っている彼らは、私の最も好きなアーティスト「加山雄三」と同じ時期に活躍し、森聖二氏は別として60年代の音楽を印象付けた、シンガーソングライター、当時は自作自演の礎でした。
若大将にはまだまだ現役で頑張って欲しいと思います。