63581ba6.jpg今夜は「加山雄三」を聴いている。
不思議と若大将の歌を聴くと12〜15歳の時代にタイムスリップして行く。心がスーッと綺麗に純になって行くのを感じるのである。その当時そのままの自分に返ることができるのだ。ある種の切なさを感じるような不思議な想いである。
その時代にはその時代の喜怒哀楽があり、それは決して快いものではなかったはずなのだが、純な想いだけは、いつまでも色や香りとなって染み付いている。それが切なさを誘うのだ。
若大将も今年69歳である。自分も53歳になり当たり前のことだが、年を取ったなとつくづく思う。その年を忘れさせるタイムトンネルが彼の楽曲なのだ。
友や教室、住居や家財などすべてがその当時の世界が蘇る。自分にとっては魔法の音楽である。
40年前の純な自分が今ここにいる。

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