1546b8c8.JPG昨年の9月20日からこのブログを書き始めました。
どのような文体にしようかと思案し、これまでのこのブログの自分としてのテーマは「自己主張」でありましたので、強い調子の文語体で行こうと決めて、今日まで書き綴ってまいりました。
日ごろ感じている自分の主観はほとんど吐露しましたので、心の蓄電池は現在カラッポです。また、心の蟠りが解かれてある種の満足感も得ております。
今後は、「自己主張」には変わりありませんが、目線を変えて穏やかに心の情景を綴って行こうと思っています。
これまでこのブログを尋ねていただいた方には文体の変化に驚かれるかもしれませんが、人間は多様な生き物で文体一つで違って見えてきたりもします。どれも偽りのない自分、私を現しておりますが多様性に免じてお許しください。

今、レコードを聴いています。「日本の詩情」という2冊のブックタイプの立派なアルバムです。「山田耕作」の「からたちの花」が聴こえています。
心が穏やかになりますね。本当の日本の詩情歌です。現代人は忙しすぎて、このような日本の歌をゆったりと聴くことなどなくなってしまったように思います。「荒城の月」に変わりました。日本人なら誰もがよく知っている「滝廉太郎と土井晩翠」の歌ですね。
この全集は私の持ち物ではありません。私の家内が私と結婚前に買い求めたものです。全集には昭和49年と記載されています。私が大学3年生21歳のときですね。家内は19歳でした。このレコードを聴くと家内の人となりが良く分かります。とても日本的な女性です。逆境によく耐え、常に前向きに生きようと必死で頑張っています。受け止めてそっと抱きしめてあげたいと思いますが、勇気が出ない情けない夫です。

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