チャイコフスキーのバイオリンコンチェルトニ長調をよく聴いています。

映画コンサートの中の演奏はなかなか聴きごたえのある演奏でとても好きです。
初心者が聴くには、映画とともに名曲の中に入ることができて、これほど好ましい演奏はないでしょう。

CONSERT (633x354)


五嶋みどりさんの演奏は繊細でありながら力強く、聴く者を虜にして余りある正に名演です。
ちょっとアップテンポではありますが、2002年のNHK交響楽団との演奏がこの曲のベストと言っても過言ではないでしょう。

GOTOU (526x272)


もう一人忘れてはならないのがアンネ・ゾフィー・ムターです。
カラヤン、ウイーンフィルハーモニーとの共演です。
妥協を許さないカラヤンが彼女の感性を磨き完成させました。

ANNE (251x353)


人間の創り出す音の世界は、10人十色です。
何が心に響くのかは、その時々の聴衆一人一人の生きた現在進行形の感性によって左右されます。
しかし、普遍の素晴らしさは何時聴いても変わるものではありません。
それを創り出せた者が聴衆を感動させることができるのです。

ここに紹介した演奏はどれも素晴らしいものです。
今宵のあなたは、誰の演奏が心を打つのでしょう!
どうぞ聴き比べてみてください。