7月1日に大飯原発が再稼働します。
それに反対するデモが毎週金曜日に霞が関、永田町界隈で行われています。
集まっているのは純然たる市民です。その数、4〜5万人。
手作りのプラカードを掲げて、原発反対と訴えています。
TwitterやFaceBookでの呼びかけに仲間が集まり、一般市民としての憤りをデモとして具体化したものです。
今夜のニュースステーションのゲストとして出演した鳥越 俊太郎氏は、「このデモには組合の旗も学生団体の旗もない」、すなわち一般市民が純然たる想いで原発反対を訴えている画期的な出来事、というようなことを述べましたが、私も同感です。
これまでは、デモというと、いわゆる左翼の専売特許でしたが、それとはまったく関係のない普通の市民が、憤りを持ってデモっているのです。
政府は、このことを真摯に受け止めるべきです。
福島原発1号機では未だに10シーベルト強の放射線量を検出しています。
この原発事故は現在進行形なのです。
こんな状況の中、原発再稼働などもってのほかと言わざるを得ません。
野田総理が数年前に主張した利権(原発)にたかるシロアリは、さっさと駆除しないと屋台骨が崩れてしまいますよ!