私の大好物は活ホヤです。
独特の酸味が何ともいえず美味です。
東日本大震災で養殖ホヤが岩手から宮城まで全滅して、販売店から活ホヤが消えました。
種付けをして食べられるようになるまで最低3年はかかるのがホヤです。
2011年中に苦労して種付けはしたとのニュースに触れてホッとしています。
しかし、スーパーに並ぶには2014年頃までは待たなければならないでしょう。
スーパーには瓶詰めのホヤの塩辛が売られていますが、買う気になれません。
新幹線ではホヤの燻製が売られていて、食べれば香りよく美味いのですが、活ホヤに敵うものはありません。
あと丸2年も食べられないのかと思うと寂しい限りですが、2年後に食べられることは幸せなことなのかもしれません。
それも、ホヤを育ててきた大津波の被災漁師が奮起して種付けしてくださった賜物なのですから!
消えてしまって尚更、大好物のホヤが愛おしくなっています!(笑)
普段なら、今頃1個98円でスーパーに並んでいます。
平凡な日常が、如何に幸せなことであるのかを痛感する愛しのホヤです。