2011年05月

2011年05月31日

就職戦線異状あり!

<日経新聞2010年9月16日付夕刊に掲載された、「経済今昔物語」という記事>
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今年4月現在の来年度の就職内定率は19.8%にしかなっていないようです。
ここ何年も、就職戦線は異常ありですね。
というよりも、大学生の10人に3人くらいしか卒業後にすんなり職につけないという状況になるのも、そんなには時間がかからないでしょう。
大胆に言えば、もはや正規雇用、正社員として採用される割合は3割と思っても強ち間違いではないでしょう。
35年前の私の時代も決して就職率は良くはありませんでしたが、それでも9割くらいの学生は正社員として、どこかの企業に納まったものです。
挿入写真は日本航空の昨年の入社式の新聞記事です。
30人しかいないのですが、女性も男性も判で押したように同じ服装と髪型です。
これは、日航自体は何も言っていないそうで、ネットで情報を収拾した学生の判断でそうなったとのことです。
誰もがみんな、優等生的なルックスをしていて個性というものがありません。
企業側も画一的に優等生を望んでいる証拠でしょう。
1986年の入社式の写真が比較として掲載されています。
どうでしょう、みんな生き生きしていて服装も個性的でバラバラです。
これが自然な有様です!どっちがいいかは一目瞭然ですね。
画一的なものから独創的な発想は生まれないでしょう!
ここ10年、正規雇用がどんどん減って、非正規の派遣社員や契約社員がうなぎ上りです。
派遣社員から入って、企業側も安い賃金で、その中から比較的向上心のあるものを選別して契約社員に格上げして行きます。
3割程度賃金が上がるだけで、企業側はいいように使っています。
使われる労働者側は、一般的な労使の関係など分かろうはずもなく、実際は安易な労働条件にも関わらず、契約社員に上げて頂いたということだけで更に頑張って働いてくれるのです。
ますますもって企業側はホクホクということになります。
裏返せば、そのような雇用形態を取らないと企業側も経営が成り立たないことも事実なのです。
失われた10年、いや20年かもしれません。
正常な雇用状態を確保するために何をすべきか?政治家に託されています。
未曾有の日本丸の危機です。
この非常事態を反面教師として、新生日本をどのようにすべきか、菅内閣などさっさとゴミ箱に捨てて、新しい政治体制の基に真剣に考えて欲しいと切に願います。

kenhappy1 at 22:05|PermalinkComments(0) 徒然なるままに