2010年08月

2010年08月31日

旅行から生まれた詩 盛岡

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いつのことだったか盛岡に2週間ほど出張しました。
今の家内と出会って暮らした「みちのくの小京都」です。

「愛の原点」

1999 Sept.2 Words By kenhappy !

秋雨の街は優しかった
ピアノを買い求めた楽器店を
喫茶店の窓越しに見ながら
20年前のノスタルジア
愛を育てた街に佇む

君と初めて暮らした
アパートの階段を踏み締める
今だれが住むかは分からない
何をするということもない
ただ一段一段を踏み締めてみたかった
それだけのこと

君と歩いた
川沿いの道を歩いてみた
見知らぬ人が通り過ぎる
目的があるわけではない
ただ昔歩いた道を歩いてみたかった
それだけのこと

君と来た喫茶店にいる
街を横切る川に架かる
幾つもの趣橋の一つを渡り
文化財ロマンの煉瓦造りの粋を見て
愛を囁いた川沿いの喫茶店
昔と変わらぬ佇まいに心が和む

20年前に愛を育てた街に来て2週間
いたるところにある君と僕の軌跡に触れて
愛の原点を探している僕がいる

もう酸いも甘いも噛み分けた大人なのに
こんな物思いに耽ける自分に苦笑い
暫しコーヒーのほろ苦さに酔う


kenhappy1 at 00:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0)芸術