0bb1fa08.jpg間もなく小泉総理の任期が満了する。
この5年はいったい何だったのだろうか?
一言で断ずるなら「ワンフレーズポリティクスに踊らされた」5年間だったと言えないだろうか?
マスコミを利用し、これでもか、これでもかとワンフレーズポリティクスの垂れ流しで国民を暗示に掛けたようなものである。
ある意味、国民をバカにした手法とも言える。
0歳児の赤ん坊は不快な時に泣いてその意思を伝え、大人はその不快を快に変えるために行動する(おっぱいを与えるなど)。それと何ら変わらないように思えてならない。
確かに様々な「ぶっこわし」がなされ、地上げ屋のように更地が広がったのは事実である。その更地にはまだ殆ど何も建築されていない。そういう意味で、新政権の使命は重い。この更地に何を建てるかは国民がよくよく考えてリクエストを出して行かなければならない。いつまでもバカにされていては立つ瀬がない。今度こそは国民主導の政治にして行かなければならいだろう。
間違いなく「小泉純一郎」という宰相は歴史に残る政治家になるだろう。それは「田中角栄」と両極を成す宰相としてである。
「政治家小泉純一郎」が21世紀の初頭としての新たな時代の魁となったかどうかは、そう時をおかず、歴史が判断することになる。

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