e7260eea.jpg前にも書いたが自分が最初にマイPCの筐体を開けて光学ドライブを取り付けたのは1999年3月のことである。
JVCのXR−W2080という機種だった。これはドライブは日本ビクター製だが、海外OEM品で日本では販売されていないものだった。秋葉原のショップが逆輸入して売っていた。それを単体で買ったものを取り付けたのである。28000円くらいだったと思う。当時としては破格の値段だった。CD−Rが焼ける、いわゆるCDが作れるということで大変嬉しかったことを覚えている。しかし2倍速ドライブである。1枚のCD−Rを焼くのに40分弱かかった。痺れが切れる速度だった。
DVD−ROMドライブは、その前から単体で取り付けていた。1999年3月に、CD−R/RWドライブとDVD−ROMドライブの2台の光学ドライブを内蔵するにいたった。その後は、マイPCには常時2台の光学ドライブを内蔵するようになった。
組み合わせは、その時々で違うのだが、数年間は、DVD−ROMドライブとCD−R/RWの組み合わせだったが、昨年初めごろから、CD−R/RW&DVD−ROMが一体になったコンボドライブとCD−R/RWドライブの組み合わせに変わった。
CDドライブの速さは、年々進歩し2倍速、4倍速、8倍速、12倍速、16倍速、24倍速、32倍速、48倍速、52倍速となって、最近のCD−R/RW単体のドライブは52倍速を確保している。
今は、CD−R/RWドライブ単体で取り付けることはあまりない。最低でもDVD−ROMが一体になったコンボドライブが内蔵されているパソコンが多い。多機能になれば最高速は出せなくなる。だいたい48倍速くらいが多いのである。
自分のマイPCは昨年の春ごろまでは、CD−R/RW&DVD−ROMが一体になったコンボドライブとCD−R/RW単体ドライブの2台を内蔵させていた。単体の方は52倍速なので2分ちょっとでCDーRが作成でき時間短縮がなによりの目的だった。
昨年夏ごろからDVD+−ドライブが大ブレイク、価格が安くなってきた。バーゲン時などは1万円以下で8倍速ドライブが買えるようになっていた。5月の連休の頃に、4倍速ドライブを買って、DVD+−R/RWドライブとCD−R/RW単体ドライブの組み合わせに変化していたが、夏に8倍速ドライブを9800円で買った。4倍速で映画を2時間DVDに録画するのに15分かかる。8倍速では10分くらいだった。最近は10分我慢するのもシンドクなっている。こらえ性がない。秋くらいまで、DVD8倍速とCD−R52倍速の組み合わせだった。すぐに今度は16倍速が出る。進歩が速い。新幹線並みである。すぐに16倍速ドライブを買う。買えるのには安く買えるからくりがある。これまで使っているドライブを売って、それに足しまして買うのである。だいたい5〜6千円で引き取ってくれるので、あと同じくらい出せば新品が買えるのである。
一昨日、秋葉原ショップの支店に用事で行った。最新のDVDドライブの価格を調査した。パイオニアのスーパーマルチ(+−R×16、−RW×6、+RW×4、RAM×5、+R(2層)DL×6、DVD−ROM、CD−R×48、CD−RW×24、CD−ROM)ドライブで1台10役をこなす。これで12800円だった。それよりもPlextor(プレクスター)のドライブが気になった。このメーカーは光学ドライブではステイタスのあるメーカーなのだ。それだけ価格も高いのだ。これまでは、どうしても敬遠してしまう。価格は14900円だった。DVD+−R/RWドライブでスーパーマルチではない。上記のパイオニアのDVD−RAMの書き込み機能は付いていない。それでも価格は一番高いのだ。なぜ高いのか自分には判らないので、使って確かめたくなった。これまでのポイントが溜まっていたので、それで買うことにした。2千円強で、手に入れる。
そんなこんなで、現在の光学ドライブの組み合わせは、2台ともDVD+−R/RWドライブで、NEC3500AとPlextor PX716Aである。
ドライブの速さを、NERO CD/DVD Speedで調査してみた。メディアは秋葉原メディア(安物メディア=8倍速1枚80円)である。
NEC3500Aが平均5倍速台、Plextorが平均7倍速台である。やはり価格の差は歴然としているようだ。
丸5年で光学ドライブは飛躍的に進歩した。当然、パソコンの構成要素を担うCPU、HDD、メモリーなども歩を同じくしている。しかし価格は、その進歩とは逆比例して、安くなっているのだ。経済原則通りである。技術革新イコール手間いらずになる。手間いらずを素直に価格に反映しているのだ。前述の2台のDVDドライブの価格を足しても最初に勝ったJVCのドライブより安いのだ。
これほど素晴らしい商品が他にあるだろうか?
他の商品も是非パソコンを見習って欲しいものである。

★人気blogランキング:押してね!

★ランキングネット:押してね!