f3de357a.jpeg本を読まなくなって久しい。
自分として本を読んでいると言えるには、少なくとも1ヶ月に1冊は定期的に本を読んでいなければいけない。
雑誌は常に目を通している。雑誌は読むではなく目を通すである。
毎日のように本を読んだのは16から23歳くらいまでである。やはり青春ものが多かった。純文学では三島由紀夫、谷崎潤一郎、太宰治、武者小路実篤、志賀直哉、遠藤周作、そのあたりが好きでずいぶん読んだ。井上靖、五木寛之などの中間小説も好きだった。倉田百三、加藤諦三の青春もの、これらは自分の生き方を確認するのに役立った。
読んだ小説のストーリーを覚えているのはほんの一握りなのだが、本は心の糧であり、自分と同じ心情や生き方、いわゆる哲学が同じであることを発見して心安らかになる。そんな読み方だったように思う。
穏やかな冬の休日は、ロッキングチェアーにでもゆられながら縁側の日溜りで好きな本が読めたらどんなにか心安らかになれるだろう。そんなことを思った。

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